子連れ出勤をしている従業員がいる会社の方にお伺いしたいのですが
ストレスになりませんか?
こちらは「子連れ出勤をやめてほしい」という、ネット上にあった投稿です。
またこの他にも、
- 平然としていて腹が立つ!
- 騒いでいても注意しない!
- とにかく邪魔で仕方ない!
といったクレームとも言える意見が、ネット上に散見されています。
なぜ彼女たちは、平然とした態度で会社に子どもを連れて来るのでしょうか。
気になったので調べてみました。
本記事では、
- なぜ子連れ出勤をやめてほしいのか?
- 彼女たちが子連れ出勤をする理由
- 子連れ出勤は法律的に問題ないの?
- そもそも子連れ出勤できる会社はあるの?
以上について解説します。
子連れ出勤をやめてほしいのは、「仕事にならない」から
インターネット上にある、「子連れ出勤はやめてほしい」という書き込みを詳しく調べてみました。
以下、書き込みの中にあった問題点です。
- 子どもに付きっきりになる
- 母親が「働くママ」とイキっている
- 会社が許している
- 同僚に迷惑をかけている
- そのことに気付いていない
- 母親が無神経で自分勝手
- 機械(重機)などがあって危ない
- お客様からクレームを受けている
子連れママは意気揚々としていますが、公私を分けない彼女に対して、職場の人たちは「仕事にならない」と奮起しているようです。
また、母親が徐々にその環境に慣れてきたことで、
- ご飯を食べさせる
- オムツを替える
- ぐずったらあやす
このような時間が長くなり、「子どもが…」を理由に、益々仕事をしないことに苛立っています。
そして残念なことに、このような『子連れ』に限らず、子どもを持つ女性に対して不満を抱える人も実際には多いのです。
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子持ちママが子連れ出勤をする理由
仕事と育児の両立は、働くママにとってとても大変なことです。
しかし、なぜ彼女たちは子連れ出勤を選ぶのでしょうか?
その理由や背景は次のようなことがありました。
- 子どもと一緒にいたいから
- 園に預けたくないから
- ママと離れると泣くから
- 家族の協力が得られないから
- 子どもが病気になりやすいから
- 園の費用が高いから
- 保育園や幼稚園が近くにないから
- 園の環境が心配だから
どうやら家庭の事情や住まいの環境により、子連れ出勤を促しているように見えます。
また、職場の人との想いとは異なり、母親たちはただ、子どもと過ごす時間を大切にしていることも伺えます。
しかしながら周囲の人はどんな理由であれ、彼女たちの仕事をしない姿勢ばかり目についてしまいます。
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子連れ出勤は法律的にOKなの?
職場に子供を連れて行く事は、法律的にいけない事でしょうか。
結論から述べると、子連れ出勤に法的な定義は存在しません。
育児時間については、労働基準法第67条で以下のように定められています。
育児時間(労働基準法第67条)
生後満1年に達しない生児を育てる女性から請求があった場合には、休憩時間のほかに、1日2回それぞれ少なくとも30分の生児を育てるための時間を与えなければなりません。
この制度は1歳未満の子どもに限るものであり、子連れ出勤に関して、つまり、67条の対象とならない子どもに関する定めは設けられていないことを指します。
そのため、子連れ出勤に関して、それを良しとするか否かは、企業の判断に委ねられているということになります。
たとえ職場で働く人たちが、
「会社に連れてくるなんて非常識」
「子どもを連れてくるなら辞めて」
と言っても、会社や社長が許しているのなら、彼らに事情を説明して説得するほかありません。
子連れ出勤できる会社はあるの?
働きたいけど預け先も決まらないし、会社が受け入れてくれない。
子連れで働ける職場はあるのでしょうか?
このような理由で、仕事を断念しているママさんも多いはず。
しかし最近では、仕事と子育ての両立を支援する企業が増えてきています。
実際にindeedでは、「子連れ出勤」というキーワードで検索すると、4,000件以上の求人情報がありました。
社員、アルバイト、パートと雇用形態は様々ですが、業態が児童施設であったり、社内に保育所を用意しているなど、その多くは受け入れ体制が万全です。
また、乳幼児玩具メーカーのピープル株式会社の場合、子連れ出勤の受け入れに限らず、
⚫️時短勤務でも給与は変わらない
⚫️ママさん以外の従業員も時短勤務できる
と、ここ数年でこのような制度を設け、子育てママの支援と、独身や子ども持たない社員も考慮した体制を作っている模様です。
以上の通り、子連れ出勤をOKとする会社は多いと判断できます。