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主語がない人はイライラしてうざい。頭が悪いから?もしくは何かの病気?分析した傾向と特徴から対処法を解説します。

主語を言わない先輩にイライラする。

よく、あれどうなった?とか来週どうする?とか、仕事の話なんですが、こちらも自分の仕事抱えていて、いきなりあれとか言われても数秒?!なんです。

あれとは?と言い返すと、何故わからないの?みたいな顔をするし。

ちゃんと主語を言ってください、と言ったほうがいいですか?

Yahoo!知恵袋

これは主語のない人にイライラするといった書き込みです。


他にも同様に、

  • 正直毎日疲れる
  • 誰に話しているかわからない
  • 返事にイラっとする

と、主語がない人に対しストレスを感じる人が多いようです。


なぜ主語がない人に対して、イライラしてうざいと感じてしまうのでしょうか?


詳しく調べてみました。


本記事では、

  • 主語がない人がイライラしてうざい理由
  • 主語がない人の話し方や特徴
  • 主語がない人にイライラしない対処法

以上について解説します。


主語がない人がイライラしてうざいのは、「会話が噛み合わない」からです

X(Twitter)やネット上の書き込みを網羅し検証したところ、主語のない人がイライラしてうざいのは、


「会話が噛み合わないから」


という原因からなることが分かりました。


この根拠に至ったのは次の理由からです。

  • 回りくどい
  • 途中で話が飛ぶ
  • 毎回聞き返すのがめんどくさい
  • 何が言いたいのか分からない
  • 時間の無駄に感じる

総じてこの問題は、主語がない人と会話をすると、


「会話のキャッチボールができない」

「話がスムーズに進まない」


といった、「受け手が感じるストレス」に起因しています。


主語がない人は頭が悪い?それとも頭が良いから主語がないの?

主語がない人は頭が悪い?それとも頭が良いから主語がないの?

ネット上の書き込みには、「主語がない人は頭が悪い」という意見と、反対に「主語がない人は頭が良い」という意見に分かれています。

主語がない人は言葉が足りないことから、頭が悪いと判断してしまうかもしれません。

しかし、そうとも言いきれないことがわかりました。


これは少しおもしろい問題なので、以下でいくつか例を挙げて考察していきます。


たとえば、「はい?なんの話?」と主語のないことに苛立ち、指摘する人がいたとします。

しかしこの場合、答えた本人は感情的になり自分を見失っています。正しい返答も、良い判断ができているとは思えません。

ここでの主語がないと理解できない人は、ただ「聞く耳を持たない人」または「相手を見下している人」だと考えられます。


また、主語がない人は「頭が良い」のだと考えた場合、

頭の回転が早くて、自分の中で話をどんどん進めていて、周りはただついていけないだけ。

時には、「主語がないとか、どうでもいい指摘をするなぁ」と、心の中で感じているけど、言いたいことを我慢して、話を合わせてくれている。

この文脈で言うと、頭が良いから話が飛んだり、話の展開スピードが速いために、主語がないと理解できない「聞き手の方が頭が悪い」ことになります。


もしもその人は頭のいい人か、それとも頭の悪い人か分からない場合、主語がないことを指摘するのであれば、

  • 主語がなくても話の流れで成立するものか?
  • 主語の対象を明確にしないと話が進まないもののか?

どちらであるか理解した上で、合理的に話すべきかと思います。


主語がない人の話し方や特徴

話し言葉において、主語を省略することは一般的な現象ですが、特定の人にはこの傾向が顕著に現れます。

ここでは、主語を省略する人の話し方の特徴を、彼らの背景にある要因を探り解説します。


自分のことしか考えていない

主語がないって、結局自分のことしか考えてないからじゃない?

主語がない話し方をする人の中には、自己中心的な傾向が見られます。

自分の考えや感情を優先し、相手の立場や感情をあまり考慮しません。


例えば、

「今日はめちゃくちゃだったよ」

「あれ、うまくいかないです」

「できました!」


というように、自分の経験や感情に焦点を当てているので、「一体何の話?」と、相手に不快や摩擦を生じさせてしまいます。

話の流れや場の空気を読まず、思いのまま一方的に話すことで、相手を困惑させています。


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会話が成り立っていると思っている

自分の中では勝手に会話が成り立っていて、相手にも通じてると思っているんでしょうね…

主語を省く話し方をする人は、自分が伝えたいことがちゃんと相手に伝わっていると、誤解している場合があります。

彼らは自分の考えや意見に重きを置いていて、

  • 自分の言うことを完全に理解している。
  • 会話がスムーズに進んでいる。

と思い込んでいます。


しかし相手は、

「無視されている」「話すのが疲れる」「なにが言いたいのかわからない」

と感じていて、実際には意思の疎通ができておらず、また、本人はそのことに気付いていません。


突如話し始める

「歩いて5分だって」『何が?』「美味しいらしいよ」『だから何が!?』

彼らは会話の流れやタイミングを無視して、突然自分の話を始めたりします。

なにかについて話している最中に、自分の話題を持ち出すので、会話の流れを妨げられた方は困惑してしまいます。

突如話し始める行動には、以下の心理的要因に起因している可能性があります。

  • 自己中心的
  • 注目を集めたい欲求
  • 不安や緊張をほぐすため
  • 感情や衝動をコントロールできない
  • 自分は他人より優れている
  • 共感の欠如

いつも急に話し始めるし、問いかけを全く無視して話を進めるため、相手はイライラしてしまいます。


LINEなどの文章にも主語がない

主語を省くのは、口頭のコミュニケーションだけでなく、LINEなどのテキストメッセージにも見られます。

テキストは簡潔であることから、主語のみならず、話の意図や目的を省く傾向が強いです。


とは言え、

主語のない文章は、文脈が不明確になるため、受け取る側はメッセージの意図を誤解しやすくなります。

特にテキストは、感情やニュアンスを伝えるのが難しいので、主語の有無はとても重要です。


「テキストの特徴と簡略化される理由」

LINEのようなテキストアプリで使われる文章には特徴があります。

アプリの種類、利用目的によって異なりますが、一般的には以下の通りです。


特徴理由
省略や略語が多い入力に時間がかかるため、省略や略語を使って手間を省いている。・「おはよう」を「おはよ」
・「ありがとう」を「ありがと」「あざす」
短い文やフレーズが多い簡単なやりとりに使われるため、長文より短くて分かりやすい言葉を使う。・「何時(に帰る)?」
・「明日(の予定)は?」
絵文字、スタンプ、顔文字を多用するテキストは音声や表情などの非言語的な要素が伝わりにくいため、絵文字やスタンプ、顔文字などを使って感情や態度を表現する。・「ありがとう😊」
・「すいません(/ _ ; )」
・「そうなの?w」
口語的な表現が多い親しい人とのコミュニケーションに使われるため、口語的な表現が多く見られる。・「〜だよね」
・「〜な感じで」


以上がテキストアプリに現れる、文章の傾向や特徴の一例です。

話し言葉に近いテキストのやり取りが多いため、主語を抜いたり簡略化してしまうのは、やむを得ないのではないかと思います。


誰に何を話しているか理解していない

主語が明確でないと、話している内容が誰に関するものなのか、また何を指しているのかが分からなくなります。

当の本人も誰に何の話をして、何の話をしていないのか覚えていないため、頭の中が混乱した状態です。

あまりにも繰り返すようであれば、

「そんな話聞いてないよ?誰かと間違えていない?」

と注意を促し、本人に気付かせるしかありません。

また複数の人がいる場所であったり、会話が混雑している時には、聞き取ることすら難しくなるため、言った言わないで揉めることもあります。


時系列がない

時系列を含めず、ただ起きた出来事を述べていくと、聞き手は話の流れを掴みにくくなります。

たとえば、過去の出来事をごちゃ混ぜにして話すと、聞き手はいつの話をしているのか理解できません。

「週末に映画を見たんだ。あ、その前に〇〇くんと買い物も行ったよ」

『え、〇〇くんとは週末一緒に群馬行ったけど?』

「うん、前の日。金曜ね」

(わかりづら…)

このような話し方では、聞き手が話の順序を推測しなければいけなくなるので、会話がめんどくさく感じます。


早口で話す癖がある

主語がない人の話し方の一つに、早口で話すところが挙げられます。

これは言いたいことがあり過ぎるために、どんどん言葉が出てきてしまい、主語を省略することで話のテンポが速くなり、結果的に早口になってしまいます。


たとえば、

「あの店、すごく良かったよ。美味しいし、混んでた」

といった具合に、主語を省略しながら話すため、聞き手は内容を理解するのに苦労します。

特に複数の話題が混ざり合うと、話の流れが掴めず、一体何が言いたいのか分かりません。


主語がない話し方が多い人の心理とは?

主語がない話し方をする人の心理には、何が隠されているのでしょうか?

そのような話し方には、実はさまざまな心理的要因が影響しています。


1.親しい関係だと思っている

「言わなくてもわかってくれるよね?」と感じていて、わざわざ主語を言わないことがあります。これは、親密さからくる信頼感の表れです。

2.話すのが面倒くさい

急いでいるときや疲れているときに、つい省略してしまうこともあります。この場合、効率を重視しているため、詳細な表現を省く傾向があります。

3.頭の中が整理できていない

考えながら話していて、主語を抜かしてしまう場合もあります。これは思考のスピードと、話すスピードが一致していないために起こります。

4.相手が分かっていると思っている

「これってさぁ…」と、相手も同じ前提を共有していると思って話していることがあります。相手との共通認識があると思っているため、主語を省略してしまいます。

5.ただの癖

普段からの話し方がそうなっていて、特に深い意味はないことも多いです。これは、長年の話し方の習慣によるものです。


これらの理由から主語を省略する話し方には、さまざまな心理的背景があることがわかります。

今度話す機会にでも気をつけてみると、なにか新しい発見があるかもしれません。


主語がない人は何かの病気?もしかして発達障害なの?

またこれらの特徴は、本人が気付いていないケースが多く、なかなか改善することが難しい問題です。


実際にGoogle検索の予測変換では、

「障害」「発達障害」「アスペルガー」

という候補が挙がるので、そう感じている人が多いのは確かです。


会話の中で主語を省略してしまう人の中には、もしかしたら発達障害である人が含まれているかもしれません。

その一つである、ASD(自閉症スペクトラム障害)やADHD(注意欠陥・多動性障害)の可能性があると言われています。

これらは脳の発達に違いがあることから起こる、「神経発達障害」に該当します。

それぞれの特徴と会話の中で起こる症状を、分かりやすく解説します。


ASDの特徴

ASDの人は、独特な考え方や感じ方を持っています。

  • 相手の気持ちが理解しにくい
  • 言葉の裏を読めない
  • 自分の気持ちを伝えにくい

自分の興味関心の中に「人」が存在しないことから、このような「コミュニケーションの苦手さ」を持ち合わせています。


会話の中で起こる症状としては、

  • ストレートにものを言う
  • 会話のきっかけがつかめない
  • 相手の顔や声のトーンに気づきにくい
  • 自分の興味のあることばかり話してしまう
  • 冗談や比喩が理解できない
  • 声の大きさや話し方が独特である

といったところが見受けられます。


ADHDの特徴

ADHDの人は、集中力や行動をコントロールすることが苦手です。

  • じっとしていられない
  • よく喋る
  • 考えずに行動してしまう

といった、多動性や衝動性が特徴的です。

また裏表がなく、喜怒哀楽の表情が露骨にあらわれることから、純粋な子どものような人でもあります。


会話の中で起こる症状としては、

  • 話を最後まで聞けない
  • 自分の順番を待てずに話してしまう
  • 思いついたことをすぐに口に出してしま
  • 話が脱線してしまう
  • 聞き役に徹することが難しい
  • 話の内容をすぐに忘れてしまう

といったところが見受けられます。


ASDとADHDは、症状が重複していることも多いですし、二刀流の人もいます。

また、人によって症状の程度も異なるため、主語がないからといって、一概にすべての人に当てはまるわけではありません。

もちろん、これらの傾向が見受けられるからと言って、発達障害であるとも断言できません。

IQ(知能指数)が70以上85未満の知的障害と平均域の間にあたる、「境界知能」である可能性も十分考えられます。

参考元:発達障害情報・支援センター


主語のない人にイライラしない対処法

会話の中で相手が何を言いたいのか、いまいち掴めないことがあるかもしれません。

そんな時にどうすればイライラせずに済むのでしょうか?

ここでは主語がない人にイライラしない対処法を紹介します。


指摘せず大目に見る

多くの場合、主語のない話し方というのは「癖」であり「無意識」です。

そのため、あまり指摘すると機嫌を損ねるし、人格を否定することにもなり兼ねません。

下手すると関係を悪化させる可能性は十分あります。

だから重要な話をしている時や、誤解が生じそうな場合を除き、なるべく指摘するのを止めて、大目に見てあげましょう。

その人の話し方の特徴を受け入れることで、ストレスがなくなり、コミュニケーションが円滑になります。

また残念ながら、イラッとして注意してもきっと刺さりません。改善は難しいでしょう。


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ごく自然に相手を気遣う

相手が主語を省いて話すたびにイライラすると思います。

でも少し我慢して、相手のことを思いやる気持ちがあってもいいのでは?

何を言いたいのかを理解しようとする、そんな姿勢を見せることも必要です。

もし、何を言っているのかわからないときは、

「ごめん、なんの話だっけ?」

と、優しく質問してみるといいですね。

また、自分も分かりやすく、丁寧に話すよう心がければ、相手は何かに気付き、倣うようになるかもしれません。


真に受けず聞き流す

主語がないと、話がややこしくなることがあります。

でも、いちいち気にしていたらキリがないので、深く考えずに聞き流すのが1番。

とりわけ大事な話じゃない時や、話す癖だとわかっているときは、細かいことを気にせずに受け流します。

真に受けずに適当に聞けば、適度にコミュニケーションをとることができます。

また、急に一方的に話す人の中には、自分の中で話が始まり、話が終わっている場合もあります。

そのような相手こそ、とりあえず聞いているフリをすればいいのです。


下手に出る

もしも相手が上司や先輩なら、言いたいことを言わず、少し慎重に答えましょう。

たとえイライラしても、あまり強く出ない方が賢明です。

「すいません、何のことでしょうか?」

「どんな内容か忘れてしまって。詳しく教えていただけますか?」

と、柔軟に、丁寧に対応しましょう。

上の立場の人とのやりとりでは、相手を尊重することが大切です。

言葉の足りない上司や先輩は苦労するかと思いますが、下手に出て対応することで、良い関係を築けるようになります。


自分に非がある体で聞く

話は分かりにくいし、「またかよ…」と思うかもしれません。

でも、そのたびに指摘していたら、関係がギクシャクしちゃうかも。

そんなときは、自分に非があるかのように話すといった、ちょっとしたテクニックを使ってみましょう。

たとえば、「ごめん、忘れっぽくて。もう一度いい?」とか、「もしかしたら勘違いしてるかもしれないから…」といった風に伝えてみる。

このやり方のいいところは、相手を責めることなく、スムーズにコミュニケーションが取れることです。

自分がちょっと不注意だったかのように装うことで、相手も話しやすくなり、結果的に良いやりとりができるようになります。


自分の器の小ささを自覚する

イライラしたりうざいと感じたら、ちょっと立ち止まって考えてみましょう。

もしかしたら、それは自分の器が小さすぎるのかもしれません。

イライラしてしまうのは、相手の欠点を受け入れられない証拠でもあります。

  • 男女の仲なら普通のこと
  • 噛み合わないのは当たり前
  • 多くを求めすぎている
  • 優しさが足りないんだ

このように、自分自身を見つめ直してみましょう。

人は何かしらの欠点を持っています。完璧な人などいないのです。


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なぞなぞだと思って楽しむ

なにを言っているかサッパリ分からない。

でも、相手の言っていることを推測するのは、まるでなぞなぞを解いているみたいだ。

このようにゲーム感覚で楽しんでみると、意外と面白いかもしれません。

もちろん大事な話であれば確認は必要ですが、日常の軽い会話であれば、このくらいの気楽さでいいんじゃないでしょうか。

「なんの話だろう」と考えれば、推測する力や想像力が鍛えられるかもしれません。

いっそのこと、なぞなぞだと思って話を聞いてみましょう。


主語がない人とは気を抜いて接すること

主語がない人は、わざとやっている訳ではなく、

その多くが無意識です。

「自分勝手だな」「空気が読めないな」と思う節もあるかもしれませんが、そう読み取れる余裕があるのなら、適切な対応ができるはずです。

ここで述べた例や対処法を参考に、身近にいる主語がない人とうまく接してみてください。


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