自分は優秀な人間だと思ってる人って、9割以上は勘違いしてる残念な人だと思うんですが、どう思いますか?
あなたの職場にも、自分は優秀だと思っている人はいませんか?
- 上から目線で話してくる
- すぐに批判したりバカにする
- 自慢話がうざい
と、わざわざ自分が優秀であることをアピールするような人です。
「俺は優秀だから」という人は、なぜうざいと思われているのでしょうか?
気になったので調べて検証しました。
本記事では、
- 自分は優秀だと思う人がうざい理由
- 自分は優秀な人間だと思っている人の特徴とは?
- 自分は優秀な人間だと思っている人の対処法
これらについて詳しく解説します。
目次
自分は優秀な人間だと思っている人がうざいのは、「自惚れている」から
結論から述べると、自分は優秀な人間だと思っている人は、「自惚れて」います。
この根拠に至ったのは、次の理由からです。
- 自分が会社を回していると思っている
- 考えが自己中心的
- ミスや失敗が多い
- 所々に自慢を入れてくる(能力、身につけているもの)
- 会話がおもしろくない
- 目下や後輩に偉ぶる
- 自分が正しいと思っている
- 勉強しない・学習しない
- 優秀な人を妬む
- 褒められ待ちをする
- 認めない人を嫌う
以上の内容から、
実は本当は優秀ではないのに、あたかも自分は優れていると立ち振る舞うところ
が、周りからうざいと思われる原因になっています。
自分は優秀な人間だと思っている人の特徴
「自分は優秀な人間だと思っている人」を検証してみると、その理由や行動心理がわかりました。
以下、詳細です。
- 根拠のない妄想をしている
- 自己評価しすぎ
- 自己顕示欲が強い
- プライドが高い
- 自分に自信がない
- 自分を持っていない
- メンタルが弱い
- 努力をしない
- 能力を過信している
- 孤独である
- 他人の意見を受け入れない
- 自分の欠点や失敗を認めることができない
- 他人と比較する
- 目標や計画が非現実的である
- 共感や理解が苦手
つまり、このタイプは「自意識過剰」で、自分の能力や価値を過大評価しており、事実とは大きく異なっています。
しかしながらこの言動は、自己愛性人格障害の可能性があります。
それについては以下の記事で触れています。
-
職場でずっと話しかけてくる人がうざい。どんな心理状態?病気なの?と思ってしまう変わった特徴の対処法とは?
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「本当に優秀な人」の特徴は?
さて、偽物ではなく、「本当に優秀な人」はどのような側面を持っているのか?
こちらも詳しく調べてみました。
- 努力、苦労をしている
- 謙虚である(わざわざ自らアピールなんてアホらしい)
- 慢心しない(そんなことをしたら恥ずかしい)
- 周りをよく見ている
- 自分の得手不得手を理解している
- 今に満足していない(更なる高みに向かい努力している)
- 同じ失敗を2度としない(学習する)
- 安請け合いしない(自分の価値を知っている)
- コミュニケーション力がある(話の流れ、タイミング、話す時の表情 相手によって話す内容を変える)
- 他人と比較しない
- 周囲と自分の評価にギャップを感じている
以上から、正に「能ある鷹は爪を隠す」が似合う人です。
優秀だと思っている人の行動とは、ほぼ相反すると言っていいでしょう。
しかしながら、仕事ができる人の中には厳しいタイプもいて、彼らに対して「怖い」と感じている人も少なくありません。
-
仕事ができる人が怖くて、時に「うざい」と感じる理不尽な理由。
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ずば抜けて優秀な人、天才だと言われる人とは?
会社に、この人ずば抜けて優秀と思う人。
身近に居ますか? それはどんな時に思いますか?
ついでに優秀な人の中で、群を抜いてずば抜けて優秀な人、天才とよばれる人の特徴を集めました。
- 多言語を操る
- スキームで仕事をする
- 交渉力が秀でている
- 仕事量が多すぎる
- 幼少期からトップランカー
- 記憶力が異常
- 問題解決能力が高い
- 自己管理能力が優れている
- 学習意欲がとても強い
飛び抜けて優秀な人は、「多才」な能力の持ち主です。
彼らはものすごい努力家であり、多彩な技術と才能を携えています。
結果的に、広い分野で顕著な実績を達成してしまうので、「ずば抜けて優秀」と評価されているようです。
優秀な人は自信がない?「自信」との相関関係
自分は優秀だと思っている人は、何にでも自信があり、過信しているところがあります。
では反対に優秀だと思われている人は、自信がないのかというと、そうではありません。
何にでも自信がない人は、自己肯定感が低い人であり、
- 過去にトラウマがある
- コンプレックスを持っている
- チャレンジする勇気がない
といった原因から、物事をネガティブに捉えています。
優秀だと思われている人は、こうではなくて、
「自信がない部分と、自信のある部分を理解している」
と言えます。
なので優秀な人は、
- 苦手なことは誰かにお願いする
- 苦手であることを堂々と平気で言う
- 頼み方がうまかったりする
と、なんだか頼られたくなる、人として魅力のある人です。
自分は優秀な人間だと思っている人の対処法
「自分は周囲より優れている」という意識を持つ人は、様々な場面で存在します。
そのような人と円滑な関係を築くには、適切な距離感を保ち、必要に応じて冷静な対応をする必要があります。
ここでは、優秀な人間だと思っている人に対する、効果的な対処法について解説します。
適当におだてる
自分を優秀だと思っている人は、めんどうなので適度におだてましょう。
彼らのような自尊心が高い人は、自分の能力や成果を認められることで満足します。
だから適切におだてれば、彼らから協力を得やすくなり、円滑なコミュニケーションを取ることが可能なのです。
仕事で成果を出して自慢げに話しかけてきたら、
「さすがですね!」
「やっぱりやってくれると思いました!」
「自分も仕事の励みになります!」
と言葉をかけてみてください。
こうすれば、彼らのモチベーションを高めることができます。
ただし、過度にやり過ぎたり、不自然におだてると逆効果になるので、うまくバランスをとって行いましょう。
聞いているフリをして受け流す
仕事が忙しい時や、しつこく迫られた場合は、聞いているフリをして受け流しましょう。
相手は話を聞いて欲しいので、なんとなく耳を傾けるだけでも効果はあります。
適度な相槌と、
「ほー、なるほど」
「そうなんですねー」
といった簡単な返しをして、聞いている素振りをしてみてください。
もしかしたら『ちゃんと聞いてる?』とちょっと怒るかもしれませんが、「すいません、半々です。笑」と、笑ってごまかしましょう。
会話に少し距離を置く
コミュニケーションが得意な人は、会話の中で距離を置いてみるといいです。
彼らは自分の意見を強く主張する傾向があるので、全てまともに聞いたら疲れてしまいます。
これでは身が持たないので、相手の話を聞きつつ、うまく話題を切り替えたり、控えめに自分の意見を述べて牽制します。
もしも話を終わらせたいなら、
「それ人気だよね」
→「持っている人多いよね」
→「よく知らないけど」
と、無関心ではないけど、実はその話に興味がないことを遠回しに伝えます。
聞いてくれるけど、興味がないのであれば話しても無駄だと感じるので、しれっと会話を切り上げてくれるでしょう。
反面教師にする
自分を優秀だと思っている人の行動や態度から、学ぶことだってあります。
彼らの言動を反面教師として、自分を成長させましょう。
先に述べた通り、
- 自己中心的
- ミスや失敗が多い
- 自慢がうざい
- 会話がおもしろくない
- 人を選ぶ
このような彼らの嫌な特徴から、「自分はあんな風にはならない」と決めて、反対の行動をとるのです。
学んだ教訓をポジティブな形で自分に取り入れれば、周りからの人望も厚くなるはずです。
うまく利用する
彼らは、自分のスキルや成果に自信を持っています。
うまく活かせば、モチベーションを上げると同時に、チーム全体の成果も向上させることができます。
たとえば実際に、プレゼンのスキルに長けているのなら、重要なプレゼンを任せることで、彼の能力を最大限に活かすことができます。
また、知識や経験を積極的に取り入れることで、仕事の質を高めることができるかもしれません。
本当に優秀な能力は認識しておくべきだし、そのような人とも協力して利益を出すのも仕事のひとつです。
見切りをつけて辞める
その人との関係が改善しないのなら、自分の身体のことを思い、見切りをつけてその環境から離れましょう。
ストレスが続くと、仕事のパフォーマンスは落ちるし、病を患うかもしれません。
自分を優秀だと思っている人が上司であれば、その関係はずっと続きます。
これからの未来を想像し、残されたあなたの時間を考えれば、別の職場で働くべきか判断できるはずです。
ただし辞めるなら、
- できることは他にないか?
- 辞めるタイミングはいつか?
- 転職した後のリスクは何があるか?
と、他の解決策を試したり、キャリアの目標や今後の計画をよく考える必要があります。
とは言え、
見切りをつければあとはやるだけなので、実際にはそれほど不安はありません。