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真面目な人が急に辞めるのは非常識でうざい。辞める人の特徴と残された社員の課題とは?

通常真面目な人ほどいきなり退社することが多いのでしょうか?

Yahoo!知恵袋

「真面目な人が急に会社を辞めてしまう」ことについて、インターネット上にこのような書き込みがありました。


他にも同様に、

  • 明るい性格なのに…
  • みんなから可愛がられていた人が…
  • 若くてやる気があったのに…

と、急に辞めた人に対して、「人間性を疑う」「社会人としてありえない」といった感情を抱いているようです。


そんな真面目な人が急に辞めるのは、非常識でうざいものなのか検証してみました。


結論から述べると、


真面目な人が急に辞めるのはうざくないです。


この本質に基づき、本記事では「真面目な人が急に辞める時の対処法」を解説します。


真面目な人があっさりと急に辞めるのは、「合理的な選択をしている」だけ

どうして真面目な人はいとも簡単に、急にあっさりと辞めることができるのでしょうか。

あっさりと辞めるのは、以下の理由が見受けられます。


  • 苦労が絶えない
  • 人一倍気を遣っていた
  • 仕事が集中して負担になっていた
  • 適切な評価を受けていない
  • 以前から転職するつもりだった
  • 他に良い仕事のオファーがある
  • 会社がやばいから
  • 会社に相談しても変わらないから
  • 会社に居続けても成長が見込めない
  • 心を病んでしまった
  • 打算的に考えている
  • 職場環境に対して愛着がない
  • 寿退社をする
  • 介護など家庭の事情のため
  • 給料が見合っていない
  • 職場の人間関係が良くない


真面目な人があっさりと会社を辞めてしまうのは、会社になんの未練もなく、ただ、「合理的な選択をしている」だけです。

個人的な理由や考えに基づいて、自分を最優先にし、迅速に、断固として行動しています。

また、周囲の反応や批判に動じないのは、強い決意があるからとも言えます。


しかしながら昨今では、真面目であるが故に、直接会社に退職の意思を伝えられず、退職代行サービスを利用する人も増えています。


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あっさりと急に辞めてしまう真面目な人の特徴

ご存じかと思いますが、真面目な人は「仕事に対して責任感のある人」です。

しかし残念ながら、その性格が仕事に悪い影響を与えています。

ここでは急に辞めてしまうような、真面目な人の特徴を以下で解説します。


断ることができない

真面目な人は、周囲からの期待に応えようとするあまり、自分の限界を超えても仕事を引き受けてしまう傾向があります。

彼らは責任感が強く、仕事を断ることに罪悪感を感じるため、自分のキャパシティを超えるほどの仕事量を抱え込んでしまうことが少なくありません。

このような状況が続くと、精神的・肉体的な疲労が蓄積し、最終的には限界を迎えてしまうのです。

その結果、「急に会社を辞める」という選択をすることになるのです。


手を抜くことができない

真面目な人は、どんな仕事に対しても全力を尽くします。

しかしながら完璧を求めるあまり、他人よりも時間と労力を多く費やすことがあります。

このような姿勢は一見すばらしく思えますが、高いポテンシャルを維持し続けることは、肉体的にも精神的にも負担がかかります。

結果的に、自分に対する厳しい要求が重荷となり、燃え尽き症候群や、ストレスによる健康の問題を引き起こしてしまうのです。


彼らは主体性が高く、自発的に行動することが苦手な指示待ち人間とはまったく異なるタイプです。


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不平不満や愚痴を言わない

彼らは職場で、不平不満や愚痴を口にすることを避ける傾向があります。

ネガティブな感情を自制するので、職場の問題や自身の不満を内に秘め、我慢することが多いです。


こんな風にしてしまうのは、次の理由が考えられます。

  • プロ意識が高い
  • 内向的な性格である
  • 対立を避けたい


表向きは問題ないように見えますが、実際にはストレスを抱えることになり、問題が解決されないまま放置されるデメリットがあります。

最終的にこれらが問題となり、急に退職するという決断に至ってしまうのです。


また反対に、愚痴や不満を陰で言う人が側にいて、それが嫌で職場を離れたくなる人もいるようです。


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溜め込んでしまう

彼らが持つ責任感や勤勉さから、周囲に弱音を吐き出すことが苦手です。

周囲への気遣いも強く、自分の意見や要望を主張することを躊躇してしまうのです。

また「安定」や「秩序」を好むところもあるため、協調性を重視し、変化を恐れる傾向もあります。

その結果、ストレスや不満を一人で抱え込み、心身ともに疲弊してしまうケースが少なくありません。


社内に仲の良い人がいない

真面目な人は、職場においてプライベートな部分を他人と共有しないことがあります。

たとえば、職場に何でも話せるような親しい人がいない場合、仕事上の悩みやプライベートの問題を誰とも共有することができません

反対に、仕事とプライベートをはっきりさせたいとか、別に仲良くなる必要はないという考えから、敢えて職場の人と深い関係を築かない人もいます。

しかしながらこのような状況が続くと、孤立感が強くなり、仕事に対するモチベーションも低くなります。

苦手とはいえ、適度に距離を保ちつつ、社員とコミュニケーションを図ることが必要です。


真面目な人ほど壊れてしまったり心を病むもの?

しっかりしている人程 壊れやすいって本当ですか?

真面目な人ほど壊れてしまったり心を病んでしまうのか、調べて検証しました。

真面目な人は、素直で完璧主義なところがあり、責任感が強く、与えられた仕事や役割をこなそうとする姿勢があります。

しかしその反面で、自分に対するプレッシャーやストレスが大きくなり、失敗すると落ち込みやすい傾向もあります。

また既に述べたとおり、真面目な人には溜め込む気質があることから、何かがきっかけでキレて、意味不明な言動をしだしたり、残念ながら命を断つ人もいるようです。


以上のことから、多少の不真面目さや、手を抜くことができる能力が無いと、壊れてしまったり心を病んでしまうと考察できます。


実際にGoogle検索の予測変換では、

「真面目な人 壊れる」 「真面目な人ほど潰れる」

という候補もあり、少なからずそう感じる人が多いのは確かです。


真面目な人が急に辞めたら。あなたはどう対処すべき?

もしもあなたの会社で、真面目な社員が心を病んで急に辞めた場合、どのような感情を抱きますか?


  1. 突然居なくなって迷惑でしかない
  2. 気の毒に思うけど一言言うべき
  3. 追い込ませた会社が悪い
  4. 会社に限らず自分にも責任を感じる


真面目な人と関わりが薄い、または直接仕事に関わりのある人の多くは、1と2を選択すると思います。

しかしそれでは解決に至りません。ただその人を批判するだけであり、その後の改善に繋がることはありません


たとえば本人が辛そうにしていたり、心を病んでいるのを知っていたらどうでしょうか?


「どんな気持ちだったんだろう」

「ちゃんと話す機会を作れたんじゃないか」

と、余程冷徹な人でなければ、このような気持ちになると思います。


何があったにせよ、心を病んで急に退職に至るというのは、3の「会社の問題」であったり、4の「自分の能力不足」に起因しています。

仕事を残したまま、急に居なくなって怒るのは致し方ないかもしれません。

しかしそれで済ましていては、また真面目な人が入社してきた際に、同じことを繰り返してしまう可能性は否めません。


真面目な人が急に辞めてしまう。残された社員や会社がすべきこと。

真面目な人が急にやめてしまったら…

口数が多くて、不平不満ばかり言う人が退職した場合は、多くの場合、その本人に原因があります。

しかし無口で真面目な人が退職した場合は、彼(彼女)の心情を察し、理解してあげられなかった会社、同僚に原因があるのではないでしょうか?

既に述べた通り、真面目である故に無理を重ねてしまい、肉体的・精神的に限界がきたため、辞めてしまうことが考えられます。

これを改善するために、真面目な人が急に辞めてしまった場合、残された社員や会社は対策を練らなければいけません。


具体的な対策は以下の通りです。

  • 退職の理由を把握し、他の社員にも同じこたが起こらないようにする
  • 社員同士のコミュニケーションを図り、不満や悩みが溜まる前に解決できるようにする。
  • 定期的にカウンセリングを行い、心理的な負担を軽減する。
  • 残業の削減、フレックスタイム制度の導入を図る
  • ポジション(役職)を与え、社員のモチベーションを維持する。
  • 社内イベントを通じて、社員間の絆を強化する。


まとめ

真面目に仕事に取り組む、これはとても素晴らしいことです。

しかし度が過ぎると、心を病む裏目に出てしまうことがあります。

その人に限らず、離職率の高い職場であれば、どこかに問題があるから辞めていく人が多いのです。

気付いている所もあれば、まだあなたの知らない会社の裏側があるのかもしれませんよ。


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