マウント取ってくる女友達に悩んでいます
自分の方が幸せでお前は不幸みたいなマウントとられます
そういうときどうしたらイライラを抑えられますか?
Yahoo!知恵袋
マウントを取る人って、どこにでもいますよね。
この他にも、
- お前は不幸みたいにいわれる
- とにかく負けず嫌い
- 嫌いだから関わりたくない
と、マウントを取る女性に対し、怒りを露わにしている人がたくさんいます。
なぜ彼女たちはマウントを取るのでしょうか?
そこで本記事では、マウントを取る女性の特徴や心理背景、対処法について詳しく解説します。
ですが、どれだけ彼女のことを理解しようとしても、実際の人間関係は感情とストレスのぶつかり合いです。
特に、職場でマウントを取られる状況が慢性化し、心の余裕がなくなってしまうと、自分だけで対処するのは困難になります。
そのため、そんな時のために逃げ道を用意しておくこと。
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マウントを取る女性が嫌がられるのは、「勝手に優劣をつける」から
ネット上の書き込みなどを調べた結果、マウントを取る女が嫌がられるのは、
「勝手に優劣をつける」
ということに起因していました。
マウントを取る人は、自分が他人より優れているとか、自分は正しいという思い込みから、勝手に優劣をつけ、自分が上、他人は下と決めつけています。
特に女性同士の場合、
「痩せたら胸まで小さくなっちゃって」
「そこのコスメいいよね。昔よく使ってたなぁ」
などと、いやらしい表現でマウントを取ることもあり、後味が悪いです。
一方、男性は自分の能力や成果をアピールし、自分が優位に立っていることを示すために、競争心を前面に出すところが目立ちます。
どちらにせよ、勝手に優劣をつける点は変わりません。
マウントを取る女はどんな人?見受けられる特徴
では、マウントを取る女性にらどのような特徴があるのでしょうか?
調べたところ、以下の特徴が見受けられました。
遠回しに「自分の方が上」とアピールする
一見すると世間話のように振る舞いながら、実は自分の優位性を匂わせてくるタイプ。
相手を直接否定するわけではなく、
「自分の方が経験豊富」「持ち物や生活水準が上」
と思わせることで優越感を得ようとする。
受け手はなんとなくモヤモヤし、劣等感を刺激されやすいのが特徴。
「あ、それ、去年流行ったやつだよね。私も昔持ってた。」
「ゴルフで100切ったよ!〇〇もやってたよね?」
さりげなく「あなたは下」と伝える
自分を持ち上げるのではなく、相手の立場を少し低く見せるような発言をするタイプ。
本人は軽口のつもりでも、相手には「見下された」と感じられやすく、人間関係に溝を作る要因になりがち。
「そのスマホ、もう古いモデルじゃない?最新のは全然違うよ。」
「まだあの会社にいるんだ?うちの会社は昇進が早いけどね。」
あからさまに言いくるめて支配する
遠回しではなく、正面から相手を言い負かそうとするタイプ。
強い言葉で相手の意見を否定し、自分の意見を押し通そうとする。
結果、会話は議論や説教のようになりやすい傾向がある。
「えー、それって甘いんじゃない。もっと現実を見た方がいいよ。」
「その程度で満足?私ならもっと上を目指すけどね。」
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自慢話や成功体験を過剰に語る
自分の成果や持ち物、家族・恋人などを聞かれもしないのに話題に出し、自分の優秀さを示したがるタイプ。
これは周囲から認められたい欲求や、自分の優位性を確かめたい心理の表れでもある。
「この前、新しいプロジェクトを任されて大成功したんだよね!」
「最近ベストセラーを何冊も読んだんだ。面白いから貸してあげようか?」
会話でさりげなく批判や皮肉を混ぜる
褒め言葉や質問の形を借りて、相手を暗に貶めるようなことを言うのがこのタイプ。
直接的な否定ではない分、相手は、
「本気かどうか分からない…」「嫌味だって怒るべき…?」
と戸惑ってしまう。
「その服、個性的ね。でもちょっと派手かな?」
「頑張ってるのはいいけど、疲れちゃわない?」
誰にでもじゃなく、選んでマウントをする
すべての人にマウントを取るわけではなく、「弱そうな人」や「自信がなさそうな人」をターゲットにしてマウントを仕掛けることが多い。
相手を選んで優位性を示すことで、リスクを抑えながら自己評価を高めようとする。
「○○さんにはこれできないよね?」
「彼はそんなに高学歴じゃないからね、助けてあげたわ」
自分の話題が主役じゃないと不機嫌になる
会話の中心に自分がいないと気が済まず、他人が話している途中で割り込み、自分の話にすり替えてしまう。
自分が注目されていないと感じると不機嫌になったり、空気を乱したりする傾向がある。
相手『今ちょっと大事な話を…』
本人「そうなんだ。私の方はこないだこんなことがあってね」
「あ、そういえば私が昨日~」と話をすり替える
このような言動は人間関係を悪化させるので、実際の対人関係では避けたほうが良いでしょう。
ただ、これらの対処法を試してみても、毎日が辛く苦しいままなら、自分を守るための決断も視野に入れるべきです。
「辞めること = 逃げ」ではありません。環境を変えることは、自分を大切にする重要な選択肢のひとつです。
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マウントはステータスにおける競争の一種
マウントを取る人の言動は、単なるクセや性格だけでなく、「自分の方が上でありたい」という地位へのこだわりが影響している場合があります。
心理学の研究においても、人は立場や評価を強く意識すると、協力よりも相手に勝つことを優先しやすくなると指摘されています。
こうした「ステータスにおける競争」の意識が強いと、相手の話を素直に認めるよりも、少しでも自分の優位性を示そうとする発言に繋がりやすいのです。
つまり、マウントを取る行動は、「地位争いの縮図」として自然に出てしまう一面がある、と言えます。
続けて以下では、
「地位を確かめたい」「高めたい」
といった、人間のごく自然な動機と結びついていることを踏まえ上で、マウントを取る女性の心理・背景を解説していきます。
マウントを取る女性の心理・背景
「マウントを取る」といった言動をする理由は人それぞれですが、一般的には以下のような心理が関係していることが考えられます。
- 自己肯定感が低い
- 他人と競争していると感じている
- 承認欲求が強い
- 支配欲がある
これらついて以下でより詳しく解説します。
自己肯定感が低い
自己肯定感が低い人は、自分に自信を持てず「自分には価値がないのでは」と不安を抱えやすい傾向があります。
こうした気持ちを隠そうとするあまり、他人を下げて自分を上に見せる言動をとることがあり、結果としてマウントを取る行動に繋がるのです。
その背景には、次のような心理が関わっています。
自分の価値を高めたい
自分の能力や立場を誇張して見せることで、「自分は大丈夫だ」と思い込み安心しようとします。
不安や恐れを和らげたい
内心では「認められないのでは」という恐怖心を抱えているため、相手より優位に立つことで不安を和らげようとします。
他人と比べられることを避けたい
本当は比較に弱く、劣等感を刺激されることを恐れているため、先に相手を見下す発言をして自分を守ろうとします。
他人と競争していると感じている
マウントを取る人の中には、常に「誰が上で、誰が下か」という意識で人間関係を見てしまう人がいます。
周囲と比較して優位に立たなければ不安になり、勝ち負けを意識せずにはいられないのです。
こうした強い競争心は、無意識のうちにマウント行動を引き起こします。
競争心が強まる背景には、次のような心理が潜んでいます。
優劣をつけることが当たり前になっている
学生時代に成績の競争や職場での評価制度など、常に比較の中で生きてきた結果、「人と比べるのが普通」という考えが根づいています。
上に立つことで安心する
相手より優れていると感じられたときに、自分の存在価値を確認しやすくなります。
そのため、些細なことでも自分の優位性を示そうとします。
負けを恐れている
実際には競争に負けることへの恐怖心が強く、その不安を打ち消すために「自分の方が上だ」と先に主張してしまうのです
承認欲求が強い
「すごいと思われたい」「認められたい」
という気持ちが人一倍強い人は、その欲求を満たすためにマウントを取ることがあります。
自分の成果や経験を過度に誇示したり、他人を下げるような発言をして注目を集めようとするのです。
承認欲求がマウントに繋がるのは、次のような心理が作用しているためです。
評価されることで存在意義を感じたい
人から褒められることで初めて安心できるため、無理にでも自分をアピールしようとします。
自分に自信がない裏返し
「放っておかれたら誰からも相手にされない」という不安があるため、強引にでも話題の中心になろうとします。
相手より優れていると証明したい
相手を軽く見たり比べたりするのは、「自分の方が優れている」と示すことで承認を得やすいと考えるからです。
支配欲がある
マウントを取る人の中には、相手を思い通りに動かしたい、コントロールしたいという欲求が強いタイプもいます。
自分の意見や価値観を押しつけることで、優位に立っている実感を得ようとするのです。
支配欲が表に出るときには、次のような心理が関係しています。
自分の考えが正しいと信じている
「自分のやり方こそ正解」と思い込み、相手を従わせようとします。
そのため、柔軟に相手の意見を受け入れにくい傾向があります。
コントロールできないことに不安を感じる
人間関係や状況を自分の思い通りに動かせないと不安になり、強い言葉で相手を縛ろうとします。
優位性を保ちたい
常に自分が上の立場でいたい気持ちから、相手を見下す発言や指示的な態度が出やすくなります。
マウントを取られる人に見受けられる特徴
マウントを取られる人には、特定のタイプがあります。
以下のような特徴や傾向をもつ人がマウントを取られやすいです。
自己肯定感が低い人
マウントを取る人と同じく、自己肯定感の低い人はマウントを取られやすいです。
自分に自信がなく、自分の価値を疑っているので、人からの批判や否定に敏感に反応します。
そのため、ちょっとした圧力に弱く、反論したり立ち向かうことができません。
結局、自分が弱いと感じると、他の人にもその弱さが見えてしまって、マウントを取られやすくなるというわけです。
争うことが苦手な人
争いを好まず、対立を避ける傾向のある人は、自分を守るために反論することを控えます。
このような人はトラブルを遠ざけて、なるべく平和に過ごしたいと思っています。
自分の意見を主張するよりも、周囲との調和を重視しているのです。
その結果、マウントを取る人の言動に対しても反論せず、受け入れてしまいます。
マウントを取る人からすれば、簡単に扱える相手に見えてしまい、ターゲットにされやすくなります。
社会的地位が低い人
社会的に地位が低い人は、立場が弱いことから狙われやすくなります。
たとえば、上司が自分の立場を利用して部下に圧力をかけると、
「反論したら後が怖い」
「仲の良い〇〇さんまで敵にしてしまう」
という不安から、対立を避けそのまま受け入れてしまいます。
またマイノリティのグループに属する人も、社会的な偏見や差別によって不利な立場に置かれているため、マウントを取る人による攻撃に抵抗できません。
2016年に起きた相模原障害者施設殺傷事件は、抵抗力の低い人を狙った一方的なマウントによる犯行です。
謙虚な人
謙虚な人は自分のことをあまり自慢しません。
自我を押し出すことよりも、他人の意見を尊重するので、謙虚で控えめな態度をとります。
謙虚な人は、マウントを取られやすいです。
それは、彼らが自分の能力や実績をあまりアピールしないからです。
例えば仕事で大きな成功を収めたとしても、「チームのおかげです」とか「たまたまうまくいきました」と言い、自分の手柄を他の人や運に返します。
このように謙虚な態度は、マウントを取る人にすれば、自分の手柄にするチャンスであり、容易に奪うことができます。
もちろん、謙虚であることは素晴らしいのですが、場所を間違えてしまうと「こいつなら簡単だ」と狙われてしまいます。
新たな環境、グループに加入した人
新たな職場環境や、社員たちのグループに加わったばかりの人は、かなりマウントを取られやすいです。
彼らは何も知らないし、まだその環境に慣れていません。
周囲の人との関係が確立されていないため、マウントを取られやすいのです。
例えば新しい職場に入ったばかりの人が、既存のチームメンバーとの会話に参加している状況を想像してみてください。
彼らはまだ周囲の人々の性格や立場を把握していないため、どう振る舞うべきか迷っています。
このような状況は、マウントを取りたがる人からすれば、「自分は強い立場だ」と誇示する良い機会です。
年齢が若かったり、ハートの弱い人ならなおさら、マウントを取られやすくなります。
過去にトラウマを持つ人
トラウマを持つ人は、過去の嫌な経験に類似するようなことが起きると敏感に反応します。
たとえば過去にいじめられた経験がある人が、職場でからかわれたり、嫌な冗談を言われたとします。
その行為が過去のトラウマをなぞっていた場合、口を閉ざしたり顔に表れたりと、あからさまに弱みを見せてしまいます。
性格の悪い人は、そのような反応を見落とさないので、すかさず「大丈夫?」とマウントを取りにきます。
「マウントを取られる方が悪い」というマウントを取る人の考え方
マウントをとることの何が悪いの?
さて、ここでは見方を変えて「マウントを取る人」の考えをみてみましょう。
マウントを取る人にとっては、残念ながらマウントを取ることが悪いと思っていないようです。
以下、その理由です。
- 良いことがあったら自慢したい
- すごいと言われたい
- 褒められたら自己肯定感がつくから
- 自信に繋がるから
- 承認欲求が満たされる
つまりマウントを取る行為は、本人にとってプラスであることが分かります。
ちなみに「マウントを取られた」という発言ひとつで、取られた方は被害者、取った方は加害者扱いになることに腹を立てている人もいるようです。
マウントを取られたことをアピールする人も、周りから共感を得るための行為であり、これはこれで承認欲求を満たそうとしているとも言えます。
だからマウントを取る人が、なにかとマウントとうるさい人に対して、
「気にしすぎ」「神経質」「めんどくさい」
というのも一理あるし、納得できる部分もあります。
マウントを取る人の対処法
マウントを取る人の対処法は2つに分かれます。
自分をコントロールすることと、相手をコントロールすることです。
まず、自分をコントロールする場合、次のような方法をとりましょう。
- 冷静に対応する
- 適度に距離を置く
- 負けてあげる
- 周りに助けを求める
- 自分に自信を持つ
次に相手をコントロールする方法です。
- 適度に褒めてあげる
- 不快であることを伝える
- 「へー」「ふーん」と話を聞き流す
- 結論を促す
まずは、「うざい」「むかつく」「嫌い」といった感情を抑えましょう。
そして適当に接すれば、相手に気付かないところで、しれっとマウントを取ることができます。
自信がない、自己肯定感が低いという人は、次のアドラーの「優越性の追求」という考えを知るといいです。
誰にでも理想の自分と現実の自分を比べてできる「劣等感」があり、より優れた存在になりたい思いがある。
つまりこの場合、マウントを取られて比較しているのは、相手と自分ではなく、自分自身ということです。
自分をコントロールした上で、相手をコントロールすれば、マウントから抜け出すのは容易です。