おとなしい人が嫌いで、友達になりたくないと考えています。そういう考えはまじだめですよね?泣
大人しい人と関わる度に、
- 疲れる
- つまらない
- イライラする
と、口には出さなくても、苦手だという人はたくさんいます。
でも、大人しい人がどうして疲れるのか?
疑問に思い検証しました。
ここでは、
- 大人しい人が疲れる理由
- 大人しい人に見受けられる性格や特徴
- 大人しい人との関わり方
これらについて解説します。
目次
大人しい人が疲れると思われるのは、「消極的」だから
おとなしい人に対して疲れる、つまらないと感じる理由を調べたところ、以下の側面があることが分かりました。
- オドオドしている
- マイペース
- 一緒にいてつまらない
- 気を使う
- 静かで不気味
- 何を考えているか分からない
- 会話が弾まない、続かない
- インパクトが弱い
- 気難しい
- 社交性がない
つまり、これらの特徴をひと言で表すと、大人しい人は「消極的」です。
自分からグイグイ行ったり発言する機会が少なく、周囲の人と積極的に関わることを避ける傾向があります。
そのため、周りは気を使うことが多く、一緒にいると疲れると感じてしまうのです。
大人しい人の性格や特徴
さて、大人しい人にはどのような傾向があるのでしょうか。
大人しい人たちが認識している、自分の性格や特徴をまとめました。
- 人見知り
- コミュニケーションが苦手
- 目を合わせられない
- 1人が好き
- 大勢が苦手
- 負い目を感じている
- 人の目が気になる
- なかなか心を開けない
- よく観察している
- 口が堅い
- 劣等感を感じている
- 自己主張が少ない
- 対立を避ける
彼らの性格や特徴から、会話に苦手意識があることが理解できます。
しかしその反面、観察力が優れているので、その場の状況を察知し判断するのが早い。
ただ、その判断を伝える能力が欠けているので、強みを外に出せず、うまく活かすことができていません。
大人しい人のに目立つ人。なぜ?
無口で大人しいけど目立つ人っていませんか?
大人しいから存在感が薄いはずなのに、逆に目立つ人がいます。
調べてみたら、その人たちには以下の特徴がありました。
- 顔立ちが良い
- 雰囲気がある
- 所作が綺麗
- 愛嬌がある
- スタイルがいい
- ぶれない芯を持っている
- 自分の世界観がある
- 姿勢が良い
- 清潔感がある
- 身だしなみが調和している
つまり彼らには、その人だけの「魅力」があるようです。
おとなしいからこそ、ちょっとした振る舞いや佇まいが目立ちます。
たまに発言するかと思いきや、意外と説得力があったりすると、周囲へのインパクトも大きいです。
大人しいけど目立つ人は、容姿に限らず、話す内容や考え方といった内面にも魅力があり、そうそう周りにはいないタイプでしょう。
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大人しい人がされている嫌な行為
さて、実際に大人しい人はどのような目に遭っているのでしょうか?
悲しくも以下のようなことをされています。
- キツくあたられる
- 無視される
- イライラされる
- マウントを取られる
- ハブられる
- 過小評価される
- 頼み事を押し付けられる
- 意見を無視される
- 悪口を言われる
- 損な役割を押し付けられる
これは明らかに「いじめ」の対象です。
大人しい人は、自分の意見を主張しづらいために、周囲からイジメや嫌な扱いをされやすいと考えられます。
彼らの立場に立ってみると、いかに酷い仕打ちを受けているか、考えてみてもいいかもしれません。
大人しい人がしている「隠れた努力」
しかしながら、彼らも黙っている訳ではありません。
周りの人が気付かないところで、たくさんの隠れた努力をしています。
- 周りの人に合わせている
- 気を遣っている
- 笑顔を作っている
- なるべく話そうとしている
- 好かれようとしている
- 言葉を選んでいる
- 人の話を注意深く聞いている
- 和を保っている
つまり大人しい人は、たくさん「我慢」をしています。
そのため、実際にはすごく疲れているし、ストレスをたくさん抱えているのです。
また人よりも配慮していて、周りの人に合わせたり気を遣うことによって、人間関係を温和に保とうとしています。
しかしながら1人でいるのを好むので、反対にずけずけと話しかけてくる人が嫌いだったりもします。
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大人しい人が疲れると感じなくする関わり方
大人しい人に対する周りの人たちと、本人が感じていることは大きく違うようです。
ここで検証した内容をもとに、おとなしい人とどう関われば良いのか?対処法を解説していきます。
その個性をポジティブに捉える
おとなしいのはひとつの個性です。
「暗い」「つまらない」と決めつけず、
「おとなしくて淑やか」
「静かで温和」
こんな風にポジティブに捉えましょう。
社内におとなしい人がいるなら、
「いつも落ち着いているね!」
「物事をじっくり考えるのが得意だよね」
「どうすれば僕もできるかな?笑」
というように、彼らの特性を褒めて、自信を持つきっかけを作りましょう。
いちいちケチつけない
小さなことでいちいちケチをつけるのをやめましょう。
細かいことで批判されると、自信を失い、さらに引っ込み思案になってしまいます。
仮に緊張して発した言葉に、小さな間違いがあったとしても、
「わざとでしょ?おもしろいね。笑」
と、やらしく指摘せずに和ませてあげましょう。
こうすることで気が楽になり、また発言しやすくなります。
ちょっとしたミスや言い間違いは誰にでもあること、大人しい人だけを責めるのはおかしな話です。
あまりケチをつけていると、ほんとうにケチな人間になってしまいますよ。
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深く関わってみる
おとなしい人は初対面が苦手なので、控えめな態度をとってしまいます。
しかし深く関わり、信頼関係を築くことができれば、少しずつ心を開いてくれます。
趣味や興味を探り、コミュニケーションをとることで、「あ、こんなところあるんだ」と、知らない顔が発見できます。
もしかしたらめちゃくちゃ面白い人かもしれませんし、実はおとなしくないかもしれません。
先入観で浅く付き合うのをやめて、もっとその人を知ってみましょう。
気にせずそっとしておく
無理に何かを求めずに、そっとしておいてみては?
彼らが自然体でいられるよう、適度な距離を置いてみましょう。
たとえばランチは誘わずに、お昼の話をします。
「今日はなに食べるの?」
「コンビニ行くけどなにか要る?」
1人で食べるのが好きな人や、お弁当を持ってきている人には、このような会話が適切です。
変に気を使わせず、相手のペースを乱さない方法です。
自分を見つめ直す
あなたが大人しい人にしていることは、果たして良いことでしょうか?
無視したり、からかったり、見下している自分を恥ずかしいとは思いませんか?
ここで述べた通り、彼らは毎日傷ついて、見えない努力をしています。
それに気付いたのなら、今すぐやめるべきです。
また、その人に対して嫌がらせをしている人を見て、
「自分はやらないぞ」
と、反面教師になるなど。
何も悪いことをせず、おとなしくしている人を見習って、自分自身を改善しましょう。