職場に怖い人がいます。言い方がきついというか… 私がすごく嫌われてて、わたしだけ態度が違います。その人と、うまく普通にスムーズに仕事をしたいです。 どうしたらいいですか?
Yahoo!知恵袋
インターネット上に、職場で仕事ができる人が怖いという書き込みがありました。
この質問者のように、仕事ができる人を「かっこいい」「うらやましい」という反面、「怖い」と感じている人が多数います。
果たして、仕事ができる人は怖いのでしょうか?
詳しく調査してみました。
検証した結果、
仕事ができる人は怖いです。
以下で理由を述べていきます。
目次
「仕事ができる人」に恐怖を抱く理由は「自分は仕事ができない」からです
X(旧Twitter)やネット上にある「仕事ができる人が怖い」に対する書き込みを検証しました。
すると「仕事ができる人が怖い…」と嘆く理由のほとんどが、
「自分は仕事ができない」
ことに起因していることがわかりました。
仕事のできる人はいつもテキパキしていて、なんでも頼りになるリーダー的な存在。
一方、自分はミスが多くて迷惑をかけてばかりいる。
仕事ができる人に怒られて「怖い」と感じる反面、うらやましいと妬む気持ちから「うざい」とも感じてしまう。
相互のギャップから生じる問題のようです。
怖いと感じる人には2つのタイプがいる
実は、怖いと感じる人には2つのタイプがいます。
- 怒るけど言葉の中に改善を促す教えが含まれている。
- ただ感情的になり罵倒するだけ。
1のタイプは仕事を教える目的が明確な上、相手を思いやる姿勢があり、言われた方は努力する気持ちが芽生えます。
2のタイプは「感情をコントロールできない」「ストレスの捌け口にしている」「ただ単に嫌い」といった子供染みた理由のため、言われた方は何もできません。
次で対処法を述べますが、まずは怖いと感じる人はどちらのタイプか?を検証してみてくださいね。
仕事のできる人が怖い時の対処法
繰り返しになりますが、仕事のできる人を怖いと感じるのは、「自分が仕事ができないから」という明確な理由が原因です。
であれば、仕事のできない自分がどうすれば良いか、深く考察すれば済む話です。
以下で、仕事のできる人が怖い時の対処法を述べていきます。
仕事のミスを減らす
仕事のできる人から怒られてばかりいるなら、仕事のミスを減らす努力をします。
どのようなミスが多いか検証して、忘れっぽい性格なら記録はしなければいけないし、記録の仕方を工夫することも大事です。
質問ひとつにしても、相手が不快にならないよう考察し、伝わりやすい質問の仕方にします。
急に主語のない質問をされても、相手はイラッとするだけですので、きちんと聞きたい内容を述べるようにしましょう。
ミスった時は、「すいません!注意します!」を忘れずに。
自分が怒られ慣れるのを待つ
怒られ慣れていない人ほど、感じる恐怖は大きいです。
しかし慣れてしまえばそうでもなくなります。
始めは耳を塞ぎたくなるかもしれませんが、次第に怒られる原因や状況が把握できるようになる。
また、よく聞いてみると同じことを言っていたり、「ん?」と耳を疑うこともあります。
批判やストレスに対する耐性が身につきます。
もしもよく怒る人なら、「そういう人だ」と慣れるのを待ちましょう。
仕事ができない自分に開き直る
単純に、「自分は仕事ができないんだ」と開き直るとすごく楽になります。
開き直ると、次のようなメリットがあります。
- プレッシャーが無くなる
- リラックスできる
- 失敗を恐れなくなる
- 自分らしくなれる
- 成長できる
ただし、開き直って無責任な態度を示したり、努力を怠り仕事を放棄しないよう、バランスが大事です。
仕事はできる人に集まってきます。そのため、仕事のできる人は超忙しいです。
自分は彼(彼女)とは違う、ただそれだけです。
タイミングをみて声をかける
もしかしてただ忙しそうにしている姿が、怒っているように見えているのかもしれません。
その人が近づいてきたタイミングで話しかけたり、他で話が終わったと思ったら話しかけてみてください。
忙しそうでも仕事のできる人はちゃんと聞いてくれますし、意外と深く話せるものです。
頼ってもらいたいところもあると思うので、なにかあれば声をかけてみて、その時の反応で話を進めるか判断してみましょう。
本気で怖い人は、聞く耳を持たないしすぐ態度に表れます。
決してぶつからない
仕事ができる人を観察すると、その人の視点や行動が見えてきます。
出世する人は上を目指すので、足を引っ張る人やぶつかったり邪魔する人を嫌います。
だから下に見られないように、自分は敵ではないことを示すこと。
仕事ができなくても、協力的な姿勢を魅せることはできます。
だからたとえ怒られても逆ギレしないように。
「力が及ばないかもしれませんが頑張ります!」と、可愛がってもらえるような努力をしましょう。
メンターを見つける
「メンター」とは、相談に乗ってくれる人のこと。
同僚や先輩、もしくは職場以外の人でもいいので、自分よりも経験が豊富で、知識やスキルなど共有してくれる人を見つけましょう。
いざとなったら頼りになる、そんなメンターが1人でもいると、断然気持ちが楽になります。
そのメンターは仕事のできる人と仲が良かったりするので、直接話せないことでも間に入ってもらうことができます。
メンターとの関係を築くためには、まずはオープンになってコミュニケーションをとることです。
彼とコンスタントに会話し、悩みを共有することで、仕事のできる人との距離にも効果が現れるはずです。
ストレス解消法を考える
ストレスは仕事のパフォーマンスを低下させます。
それだけではなく、健康にも悪い影響を及ぼすため、効果的なストレスマネジメントが必要です。
まず、自分に合ったストレス解消法を見つけるために、いろいろ試してみましょう。
たとえば「何も考えたくない」「無心になりたい」場合、誰もいない早朝にランニングをするなど、とにかく自分がリラックスできることを見つけます。
またよく眠り休むのも、ストレスを軽減するためには欠かせません。
仕事中も小まめに休憩を取り、リフレッシュする習慣を作りましょう。
辞めるつもりで働く
「辞めるつもりで働く」とは、文字通りに辞めるつもりで仕事をするという意味ではありません。
自分にかかる期待やプレッシャーを軽くすることで、柔軟な対応が可能になるというメンタルテクニックです。
一見すると逆効果のように思えるかもしれませんが、仕事のできる人に対する恐怖心を和らげるには最適です。
リラックスした状態で仕事に取り組むと、必要以上の恐れや緊張がなくなり、結果として冷静に仕事ができるようになります。
辞めるつもりで働いてみて、もしもなにも変化を感じないようなら、そのまま会社を辞めましょう。