職場に怖い人がいます。言い方がきついというか… 私がすごく嫌われてて、わたしだけ態度が違います。その人と、うまく普通にスムーズに仕事をしたいです。 どうしたらいいですか?
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インターネット上に、職場で仕事ができる人が怖いという書き込みがありました。
この質問者のように、仕事ができる人を「かっこいい」「うらやましい」という反面、「怖い」と感じている人が多数います。
果たして、仕事ができる人は怖いのでしょうか?
本記事では、仕事ができる人が怖い理由と、実際に仕事ができる人に見受けられる特徴、そして、怖いと感じる時の対処法を解説します。

仕事ができる人が怖いというのは、その人の存在に「萎縮」してしまうから
X(旧Twitter)やネット上にある「仕事ができる人が怖い」に対する書き込みを検証しました。
以下は実際に見つけた、仕事ができる人が怖いと感じる理由です。
- その人の前だと緊張してしまう
- 遠慮なくはっきり言う
- 言い方がきつい
- 的確な意見をする
- 嫌われている気がする
- 圧力をかけられる
- 人を見下す
- 隙がなく話しかけにくい
- 誰が相手でも物怖じしない
つまり、その人の圧倒的な存在に萎縮してしまうようです。
仕事ができる人は言動に迷いがなく、指摘も的確で、自信や実力がにじみ出ています。
その結果、周囲は、
「否定されるかも…」
「見透かされているのでは…」
「痛いところを突かれそう…」
と感じ、自然と緊張や距離を感じ、「怖い」へと発展してしまうのです。
仕事ができる人の特徴
では実際に、仕事ができる人にはどのような特徴があるのでしょうか?
以下は、「身近にいる仕事ができる人の特徴を教えてください」という質問に対する、上位8位までのランキングです。
ランキング | 仕事ができる人の特徴 | 回答人数 |
1位 | 仕事・レスポンスが早い | 102名 |
2位 | コミュニケーション能力が高い | 101名 |
3位 | 周囲への気遣いができる | 98名 |
4位 | 計画的に行動できる | 79名 |
5位 | 感情的にならない | 34名 |
6位 | 行動力がある | 33名 |
7位 | 決断力・判断力がある | 27名 |
8位 | 課題発見・解決能力がある | 26名 |
この調査内容から、仕事のできる人は「スピード重視」であると言えます。
「仕事ができる人」の特徴として最も多く挙がったのは、「仕事・レスポンスが早い」でした。
ただ次点で、
「コミュニケーション能力が高い」「周囲への気遣いができる」
が続いており、これらもスムーズな連携や迅速な対応を支えるスキルといえます。
つまり、総じて「いかに速く仕事を進め、反応できるか」が、評価の要となっているわけです。
仕事のできる人が怖い時の対処法
繰り返しになりますが、仕事のできる人を怖いと感じるのは、「自分が仕事ができないから」という明確な理由が原因です。
であれば、仕事のできない自分がどうすれば良いか、深く考察すれば済む話です。
以下で、仕事のできる人が怖い時の対処法を述べていきます。
仕事のミスを減らす
仕事のできる人から怒られてばかりいるなら、仕事のミスを減らす努力をします。
どのようなミスが多いか検証して、忘れっぽい性格なら記録はしなければいけないし、記録の仕方を工夫することも大事です。
質問ひとつにしても、相手が不快にならないよう考察し、伝わりやすい質問の仕方にします。
急に主語のない質問をされても、相手はイラッとするだけですので、きちんと聞きたい内容を述べるようにしましょう。
ミスった時は、「すいません!注意します!」を忘れずに。
自分が怒られ慣れるのを待つ
怒られ慣れていない人ほど、感じる恐怖は大きいです。
しかし慣れてしまえばそうでもなくなります。
始めは耳を塞ぎたくなるかもしれませんが、次第に怒られる原因や状況が把握できるようになる。
また、よく聞いてみると同じことを言っていたり、「ん?」と耳を疑うこともあります。
批判やストレスに対する耐性が身につきます。
もしもよく怒る人なら、「そういう人だ」と慣れるのを待ちましょう。
仕事ができない自分に開き直る
単純に、「自分は仕事ができないんだ」と開き直るとすごく楽になります。
開き直ると、次のようなメリットがあります。
- プレッシャーが無くなる
- リラックスできる
- 失敗を恐れなくなる
- 自分らしくなれる
- 成長できる
ただし、開き直って無責任な態度を示したり、努力を怠り仕事を放棄しないよう、バランスが大事です。
仕事はできる人に集まってきます。そのため、仕事のできる人は超忙しいです。
自分は彼(彼女)とは違う、ただそれだけです。
タイミングをみて声をかける
もしかしてただ忙しそうにしている姿が、怒っているように見えているのかもしれません。
その人が近づいてきたタイミングで話しかけたり、他で話が終わったと思ったら話しかけてみてください。
忙しそうでも仕事のできる人はちゃんと聞いてくれますし、意外と深く話せるものです。
頼ってもらいたいところもあると思うので、なにかあれば声をかけてみて、その時の反応で話を進めるか判断してみましょう。
本気で怖い人は、聞く耳を持たないしすぐ態度に表れます。
決してぶつからない
仕事ができる人を観察すると、その人の視点や行動が見えてきます。
出世する人は上を目指すので、足を引っ張る人やぶつかったり邪魔する人を嫌います。
だから下に見られないように、自分は敵ではないことを示すこと。
仕事ができなくても、協力的な姿勢を魅せることはできます。
だからたとえ怒られても逆ギレしないように。
「力が及ばないかもしれませんが頑張ります!」と、可愛がってもらえるような努力をしましょう。
メンターを見つける
「メンター」とは、相談に乗ってくれる人のこと。
同僚や先輩、もしくは職場以外の人でもいいので、自分よりも経験が豊富で、知識やスキルなど共有してくれる人を見つけましょう。
いざとなったら頼りになる、そんなメンターが1人でもいると、断然気持ちが楽になります。
そのメンターは仕事のできる人と仲が良かったりするので、直接話せないことでも間に入ってもらうことができます。
もしも相談できる人がいなければ、プロのカウンセラーだっています。
kimochiはいつでもオンラインでできるし、仕事以外にも、恋愛、家族、将来のことなど何でも相談できますよ。

ストレス解消法を考える
ストレスは仕事のパフォーマンスを低下させます。
それだけではなく、健康にも悪い影響を及ぼすため、効果的なストレスマネジメントが必要です。
まず、自分に合ったストレス解消法を見つけるために、いろいろ試してみましょう。
たとえば「何も考えたくない」「無心になりたい」場合、誰もいない早朝にランニングをするなど、とにかく自分がリラックスできることを見つけます。
またよく眠り休むのも、ストレスを軽減するためには欠かせません。
仕事中も小まめに休憩を取り、リフレッシュする習慣を作りましょう。
辞めるつもりで働く
「辞めるつもりで働く」とは、文字通りに辞めるつもりで仕事をするという意味ではありません。
自分にかかる期待やプレッシャーを軽くすることで、柔軟な対応が可能になるというメンタルテクニックです。
一見すると逆効果のように思えるかもしれませんが、仕事のできる人に対する恐怖心を和らげるには最適です。
リラックスした状態で仕事に取り組むと、必要以上の恐れや緊張がなくなり、結果として冷静に仕事ができるようになります。
辞めるつもりで働いてみて、もしもなにも変化を感じないようなら、そのまま会社を辞めましょう。
