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仕事ができない人ほど雑用しないからウザい。職場の雑用しない人。その真相は?

私は新人の頃に「雑用できない人は仕事できない」と教わってきました。でも、雑用をきちんとできる=信頼できる人っていう考え方は正しいのかな?と自問自答してしまいます…

Yahoo!知恵袋

ネット上にこんな書き込みがありました。


ほかにも職場の雑用について、

  • 新人が雑用をやりたがらない
  • 私がやらないとゴミ屋敷になる
  • 雑用ばかり任されるのってイジメ?

といった悩みを抱える人は多いようです。


果たして雑用ができない人は、仕事ができないものなのでしょうか?


結論、雑用をこなす人こそ、めちゃくちゃ仕事ができます。


その理由を含め、雑用をしない人について詳しく解説していきます。


仕事ができない人ほど雑用しません。むしろ雑用すらできません。

雑用も大切な仕事のうちです。

雑用ができる人こそ、自分の仕事もしっかりできます。

要は「管理能力」「要領」の話で、やりたいことだけやって、「雑用なんてやる意味あるの?」という人ほど、雑用が下手くそ。

掃除にしろゴミ捨てにしろ、段取りは悪いし、お粗末でいい加減です。

たとえば営業は割と数字に疎かったりするし、いちいち電卓を叩いて計算機します。

雑用のできる人は、「どうすれば効率よくできるか?」が念頭にあるので、そんな面倒なことはせずに、Excelでササっと済ませます。


優秀な人でも雑用をするもの?

結論から述べると、優秀な人は雑用だってきちんとできます。

つまり、当たり前のことが普通にできるということです。


若い頃に雑用をした経験から、

「どのようにすれば作業が早く終わらせられるか?」

「意味のない無駄な作業はないか?」

「もっといい方法はないか?」

このようにして自分で考える力が身についています。


細かく言うとそれが、

・観察する力
・工夫する力
・実行する力
・管理能力

となり、雑用から様々なスキルを得られているのです。


雑用をこなせる人は、周囲からの信頼も高く、仕事の取り組み方、柔軟性、正確性など、全てにおいて評価が高い。

つまり雑用であろうが、重要な仕事であろうが、全ては意味のある大切な仕事ということです。


雑用の本来の意味とは?

「雑用」とは、雑な用事や野暮な作業のことではありません。

  • こまごまとした用事
  • そのほかの様々な用事や事例

を指します。

「雑用をやれ」と言われると、本来の意味とは違う捉え方をしてしまい、雑な用事と見下す感じがしますよね。

しかし、上記の意味を理解すれば、適切な言葉であることが分かります。

雑用こそ、丁寧にできる人は素晴らしい。なにより仕事の内容より、その「仕事ぶり」が重要なのです。


実際に「自分は優秀だ」と、仕事ができるフリをしている人は、雑用をバカにしています。


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雑用を頼む人の心理は?何を理由に選んでいるのか?

では、雑用を指示する人は、何を理由にしてその人を選んでいるのでしょうか?

調べてみると次の理由がありました。


  • その人の立場が下だから
  • 断らないから
  • 仕事が早いから
  • 好きだから
  • 頼みやすい性格をしているから
  • 人間関係が良い
  • 他の人がやってくれない


つまり雑用を指示するのは、双方の「信頼性」が関係しています。

雑用を指示される人は信頼できると感じられ、かつ便利であるという理由から、その役割を任されやすいのです。


上司から雑用を言われる人は評価が低いの?

決して使えない社員とは思われていません。

むしろ、「頼みやすい」「やってくれる」と思われています。

おそらく、どんな雑用でも嫌な顔をせずにするし、仕事が早いからつい頼んでしまうのです。


雑用を引き受ける人は、主に次の2つのタイプに分かれます。

1.「そんなことまでやらなければいけないの?」と言いたそうな顔をして嫌々やる人

2.「大丈夫です。何でも言ってください。」と言い、責任を持って作業してくれる人


どちらが評価が低いか一目瞭然ですよね。

だから評価が低いのではなく、反対に上司から信頼されているし、どちらかと言えば好かれています。


雑用をしない理由。しない人の行動心理

「雑用をしない人」を検証してみると、しない理由や行動心理がわかりました。

以下で解説します。


指示待ち人間だから

言えばやりますが、絶対に自ら率先してやりません。

職場にひとりはいる「指示待ち人間」。彼らの特徴として最も顕著なのは、「自主性の欠如」です。

雑用に自ら進んで取り組むことは少なく、むしろ他人からの明確な指示や命令を待っています。

これは自己決定能力が不足している、あるいは自信の欠如が原因であることが多いです。

自分で決断を下すことに対して、強い不安を感じる傾向があります。

このタイプの人は、リスクを避け、安全な選択をするという心理が働いているとも言えます。


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給料さえ貰えればいいと考えている

そもそもやる気を感じません。適当に仕事をしている感じがします。

「毎月、決まった給料さえ貰えればいい」

こんな人、どの会社にもいますよね。

こういう人ほど仕事をしないし、毎日なんとなく適当に過ごし、終わりの時間が来るのを待ちわびています。

まず、働く意欲がないので、地味な努力をしたくありません。

だから彼らにとっての雑用は、やってもやらなくても同じ。

「やらない方が楽。給料は変わらないし」と、ケロッとしています。


職場に男尊女卑の気質がある

社員がみんな職人気質で、女性がするものと思っています。

職場での性別に基づく偏見や不平等が、雑用にも影響します。

男女平等が叫ばれていますが、残念ながらいまだに男尊女卑の気質が残っている職場も少なくありません。

このような職場では、性別による役割分担があり、暗黙の了解とされています。

女性が雑用やサポート業務を担うことが「当たり前」なのです。


特に男性職員の中には、自分よりも「下」とみなされる業務、「女性的」と見なされがちな、事務作業や清掃などを避ける傾向が見られます。

このような偏見は職場のモラルや倫理を低下させ、女性社員のモチベーションの低下や、退職率の増加に繋がります。

子どもを持つ女性も社会的に立場が弱いことから、雑用をさせられる人が多いです。


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気が付かない

わざと音を立ててもビクともしません。耳栓でもしているのでしょうか。

仮に雑用の仕事が強制されるものではなく、「気付いた人がやる」というなら、雑用をしない人はただ「気が付いてない」だけです。

掃除に例えると、あなたが「汚い」「散らかっている」と思っていても、その人にとっては「普通」「まだ大丈夫」の範囲です。

ゴミがいっぱいになっても、「まだまだ詰めれば入る」といった考え方で、見ている視点や角度が異なります。

残念ですが、その人は気が付いていないのですから、ハッキリ言うか、強制的にやらせるしかないのです。


しかしながら、その人は周りに関心のない、「気が利かないタイプ」かもしれません。


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ただの「めんどくさがり」

雑用を頼むと、毎回ため息をついたり渋々やっている姿に腹が立ちます。

雑用ができない人にも色々なタイプがいます。

マメじゃない人雑な人、その多くが「めんどくさがり」です。

雑用というより細かいことをしたくない、そのような業務に煩わされたくない気持ちが強い。

きちんと仕事ができないのですから、必然的に「仕事ができない人」になってしまいます。

仕事は「マメ」「的確」といった能力が必要です。「雑」「横着」といった姿勢は、相手が誰であれ信用に欠けるだけです。


見てみぬフリをする

すぐ側だから見ているはずなのに、あからさまに「俺はやらない」って顔してムカつきます。

雑用を避ける人々の中に、見てみぬフリをする人がいます。

これは意図的に注意を払わない、あるいは存在自体を無視しています。

雑用を認識しながらも、自分には関係ないと判断し、「誰かがやるだろう」という期待から、意図的に無視することを選択するのです。

この「見てみぬフリ」は、自分が快適であることと自己都合の優先です。

雑用が自身の業務や興味の範囲外にあると感じると、無関心を装い、他人が対処するのを待っています。


雑用をする、またはさせる時のポイント

最後に雑用をする、または雑用をさせるポイントを述べます。

ただ雑用をするにも注意が必要ですし、雑用をさせるには戦略を練らなければいけません。

以下で詳しく解説します。


でしゃばらない

仕事のできる人は、適度に雑務をこなし、自分の仕事をきちんとやる人です。

やるべき仕事をやらずに、雑用ばかりに力を注ぎ過ぎるのもよくありません。

職場で好かれる人は、仕事がいかにできるか」という点にあり、ただ仕事ができるとか、雑用ばかりやるのとは異なります。

そのため「私がやります!」とやり過ぎるのも目障りであり、アピールすると余計ウザがられます。


当番制にして回す

雑用を公平に、効率的に分担するには当番制にすることです。

ローテーションで雑用をすることにより、負担を分散させることができます。

当番制にするには、ルールとスケジュールの管理が必要で、誰がいつ何の雑用を担当するかを決め、全員に周知することが重要になります。

雑用は仕事以外のことなので、やらない人は多いと思います。

やらない人とやる人の間で揉めないようにするには、当番制が効果的です。


やりたい人の仕事を取らない

雑用を好んでやりたい人がいるなら、そのまま任せておきましょう。

お局で1番長いのに、誰もやらないような雑用さえ「いいよ、変わるよ」と言うような人っています。

新人にさせたいのに、なぜか頑なにさせません。

でも、このような人は何でも知っているので、社内の信頼度も高い。

だから彼女が困っていたら、周りの人たちからのサポートも手厚かったりします。

もしも彼女のようになりたいなら、彼女から仕事を奪わずに、一緒に作業することです。


雑用をやらない人には仕事を与えない

雑用すらやらない人には、仕事を与えない方法をとってみましょう。

例えば仕事ができるか判断しかねる、入って間もない社員であれば、その子だけ特別にせず、他の雑用をしている子と同じことをさせます。

分散できないのであれば、代わりに仕事のノルマを課します。

それができなければ雑用をやってもらい、雑用はやらないとかやりたくないと言うなら、仕事を与えるのを止めます。

仕事ができない、雑用はやりたくない人は、何も与える必要はありません。


周囲からクレームを出させる

雑用をさせるために、時にはクレームも必要です。

周囲からクレームを出させることは、その問題が存在することを明確にし、解決に向けた具体的な行動を促します。

クレームを出す側も、否定的な言い方で済ますのではなく、改善に向けた建設的な意見を述べる必要があります。

またクレームを受けた当事者に対しては、アドバイスをしたりフォローすることで、信頼関係やコミュニケーションの改善に繋がります。

あくまでも、雑用を1人に加担させないことを目的としましょう。


適した人にしてもらう

社内的に当番制が難しいのなら、「適正」で決めた方がよいかもしれません。

会社は退職によって欠員が出たり、忙しいといった理由で人が配置されます。

コミュ障を営業にしたり、パソコンのできない人を事務職として雇うことはありません。

だから雑用も内容によっては、小学生でもできるようなことと、頭を使い配慮が必要なことを分けましょう。

どちらもノーという人は、存分に仕事を与えて、とにかく働いてもらいましょう。


雑用をしないなら仕事をさせる。どちらもできない人は要らない

繰り返しになりますが、雑用をたくさんこなせる人ほど仕事ができます。

反対に雑用をしない・こなせない人は、「管理能力」が低く「要領」が悪いので、仕事のできない人です。

雑用をしないなら仕事を与え、もしもどちらもできないのであれば、少なくともその職場には適していない人材です。


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