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職場で女性のおしゃべりがうるさい!その原因と効果的な対処法とは?

職場での女性のおしゃべりのひどさにうんざりしています。

が、周りはなぜか誰も注意しない。なぜでしょうか?

このように、あなたは職場内でおしゃべりのうるさい女性に悩まされていませんか?

ずっと喋っていることにイライラするならまだしも、憂鬱になったり、ノイローゼになる人も少なくありません。

そこで本記事ではこの問題を解決するために、

  • 職場で女性のおしゃべりがうるさいと感じる理由
  • うるさい女性の特徴や行動パターン
  • 具体的な対処法

以上について解説します。

米澤 駿氏
監修者
臨床心理士・公認心理師
米澤 駿氏

2016年に臨床心理士指定大学院を修了後、心理カウンセラーとして精神科病院、放課後等デイサービスや乳幼児健診での発達相談、小中学校や大学でのカウンセリング、ハローワーク・若者サポートステーションでの就労支援など、医療・福祉・教育・就労領域を幅広く経験。2025年よりフリーランスとして独立し、心理カウンセリング、メンタルヘルス関連のセミナー講師のほか、Webライターとしても活動中。


職場で女性のおしゃべりがうるさいと感じる理由

仕事場で女性のおしゃべりがうるさいと非難されるのはなぜでしょうか?

詳しく調べたところ、以下の理由がありました。

  • 声が大きい
  • 一向に話が途切れない
  • 仕事の妨げになる
  • 業務と無関係な話をしている
  • 周囲が注意せず容認されている
  • 陰口や悪口が含まれる
  • 周囲に気を遣わない

以上の通り、女性のおしゃべりがうるさいと感じられるのは、単に声が大きいからではなく、周りへの配慮がなく、職場の空気を乱していることに起因しています。

よって、周囲はストレスや不満を感じているのですが、当人は何も気にしていないことが、この問題を引き起こしているようです。

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おしゃべりは業務の妨げになる?ことを裏付ける科学的根拠

さて、おしゃべりは実際に業務の妨げとなっているのでしょうか?

オフィス内の音が作業に与える影響を検証した研究によると、会話している人数が増えると、認知タスクの成績が下がる傾向が確認されています。

具体的には、周囲の雑音が少ない環境では、会話する人が1人よりも2人、 4人と人数が増えるにつれて、記憶・推論・注意が徐々に悪化します。

つまり、集中力が削がれやすくなり、作業効率が落ちることが分かりました。

また、被験者自身が、

「気になる」「集中を妨げられた」

と感じる度合いも、会話人数の増加とともに一貫して強まることが報告されています。


以上の通り、おしゃべりはただの世間話ではなく、作業を妨げる「ノイズ」として作用する可能性があるということです。

職場の会話のボリュームや環境を改善しなければ、集中力や仕事の効率を損なう恐れがあることを強く示しています。

職場でおしゃべりがうるさい女性の特徴や行動パターン

職場でおしゃべりが多い女性には、いくつか共通点があります。

彼女たちに見受けられる特徴や行動パターンは次の通りです。


常におしゃべり相手を求める

職場でうるさい女性は、手が空けばすぐおしゃべりを始めます。

暇さえあれば誰かを捕まえて雑談し、話し相手がいなくなると自分から席を移動してまで喋りに行くこともあります。

要するに仕事中でも、

「暇」「やることがない」「退屈」

という心情からおしゃべりに走っており、本人にとっては時間潰しの延長なのです。


仕事への意識が低く暇を持て余している

多くの場合、おしゃべり好きな人ほど肝心の仕事が忙しくありません。

優先順位がつけられなかったり、あまり重要な業務を任されていないなど、時間を持て余している傾向があります。

実際にネット上には、

「忙しい人は報連相以外の無駄話をしない」

「おしゃべりをする人は、いつも時間を持て余している」

「まるでおしゃべりが仕事みたい」

といった声が見受けられました。

また、日中はダラダラ喋り残業時間になって仕事することで、上司に「遅くまで頑張っている」と誤解させているケースすらありました。

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「自分たちは普通」だと思っている

当人たちは、自分のおしゃべりが迷惑になっている自覚が薄く、周囲との感覚にズレが生じています。

おしゃべりをしていることに悪気はなく、いつもの調子で話しているだけで、それが当たり前になっています。

中には、「ただおしゃべりしてお昼を食べて時短で帰る」という度の過ぎた強者もいるようです。

おしゃべりに熱中すればするほど、自分たちの会話が問題だと気付いていないのです。


会話の中身は噂話や愚痴などプライベートが中心

おしゃべりの内容は、仕事に役立つ話ではなく、他人の噂話や愚痴、自慢話といったものが多くを占めています。

例えば、

  • 自分の恋愛や結婚観
  • 週末に行った合コンの話
  • 子どもの自慢

など、職場でわざわざ話す必要のない話題が、延々と続くことも少なくありません。

さらに、会話の流れで悪口や陰口が混じることもあり、気づけば周囲を巻き込んで噂話が広がってしまうこともあります。

結果として、その場はにぎやかに見えても、聞かされる側にとっては大きなストレスとなるのです。

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八方美人で表裏がある

おしゃべりな女性社員の中には、誰にでも愛想よく振る舞い、輪の中心にいるように見える一方で、裏では陰口を叩く「八方美人」タイプもいます。

表面上は明るく、社交的で周囲と仲良くしているように映りますが、実際には自分に合わない人を陰で笑い者にしたり、ノリが悪いと決めつけて仲間外れにすることもあります。

こうしたタイプは厄介で、自分のおしゃべりに同調するよう周囲へ圧力をかけてくるため、余計に扱いづらい存在となってしまいます。


声が大きくテンションが高い

よく喋る人の中には、声が大きく甲高い笑い声を繰り返し、周囲でもひときわ目立つタイプもいます。

「キャハハハ」と声を響かせながら延々と話し続け、周囲の雰囲気や静けさに配慮せず、自分のテンションのまま押し通してしまうケースもあります。

極端な例では、一日中絶え間なく話し続け、さらには満員電車の中でも大声で話し周囲をドン引きさせるような人もいます。


人に話さずにいられない性格

極端におしゃべりな人の中には、黙っていると落ち着かず、常に誰かにかまってほしいというタイプもいます。

静かにしていると不安になり、安心感を得るために、無意識に人に話しかけ続けてしまうのです。

こうしたタイプは、特別に悪意を持っているわけではありません。

むしろ、自分の不安や寂しさを紛らわせる手段として、延々と話を続けてしまうので、やめるのは容易ではありません。

結果的に周囲を疲れさせてしまいますが、当人はその自覚がないため、余計に厄介に映ってしまうのです。


職場でおしゃべりがうるさい女性の対処法

では、職場でおしゃべりがうるさい女性はどう対処すべきでしょうか?

お勧めする対処法は以下の通りです。


まずは自分が集中しやすい環境をつくる

相手がうるさいと感じても、いきなり注意するのは気が引けるものです。

そんなときは、まず自分の作業環境を整えることから始めてみましょう。

たとえば、イヤホンをつけて周囲の音を遮断したり、席を一時的に移動してみるだけでも、気分が大きく変わります。

また、作業に集中している雰囲気を出すことで、「今は話しかけないでほしい」という意図を自然に伝えることもできます。


さりげなく伝えて距離を保つ

つい、おしゃべりに巻き込まれてしまう人は、あからさまに避けるのではなく、自然と「仕事に集中している」という空気を作りましょう。

「ちょっと今は…」「すいません、急ぎでして…」

と、少し丁寧な言葉遣いを意識し、一線を引くことで、相手も「邪魔をしない方がいい」と察してくれます。

また、自分からはプライベートな話を控えたり、雑談には軽く相づちを打つ程度にすると、会話が長引かずに済みます。

場合によっては、業務の話に自然と切り替えるのも、話を終わらせたいときに有効です。


短く、具体的にお願いする

どうしても仕事に支障が出る場合は、思い切って一言お願いしてみましょう。

このとき、感情的にならずに、状況と理由をシンプルに伝えるのがポイントです。

例えば、

「今これに集中しているから向こうでお願いできる?」

「締切が迫っているので、少し静かにしてもらえますか?」

このように伝えれば、相手も受け入れやすくなります。

大切なのは「相手を責める」のではなく、「自分が困っている」と伝えることです。


ルールや環境を整える

自分だけで対処するのが難しいと感じたら、周囲を巻き込んでルールを作ったり環境を整えましょう。

例えば、

  • 雑談は休憩スペースで行う
  • サウンドマスキングを設置する
  • 作業集中用のスペースを設ける

このような取り決め・環境を作ることで、直接誰かを注意する必要がなくなります。

提案する際には、

「電話の音が聞こえづらい」

「作業中にミスが起きる」

「とにかく集中できない」

と、具体的な理由を添えると納得してもらいやすくなります。


状況を記録しておく

改善が見られない場合は、記録を残しておきましょう。

  • ◯月◯日 15時 隣席の私語が大きく、電話対応で内容を何度も聞き返す必要があった。
  • ◯月◯日 午前中 〇〇さんが終始雑談をしそのまま昼休憩に入った。

記録をもとに上司や人事に相談すれば、単なる愚痴ではなく業務上の支障として扱ってもらいやすくなります。

それに「言った言わない」を避けるためにも、事実を記録することは必要です。

但し、職場の人間関係がこじれないように、決して感情的にならず、建設的な話し合いを心がけましょう。


組織としての対応を求める

相談しても状況が改善されない場合は、会社に対して明確な対応を求める段階です。

具体的には、

  • 注意喚起をする
  • 書面指導を行う
  • 服務規程を見直す

このような組織的な対応が必要になります。

個人間のトラブルとして解決が見込めない場合は、職場環境の課題として処理を依頼しましょう。


席替えや働き方の調整

どうしても改善しない場合には、席替えを申し出てみましょう。

例えば、事務所の出入口や、休憩スペースから離れた席に移動することで、雑音が減り仕事に集中しやすくなります。

加えて、部署異動やフレックスタイムなど柔軟な働き方を取り入れれば、物理的にも心理的にも距離をとりやすくなり、ストレスを大きく減らすことが可能です。


ハラスメントに発展した場合は外部にも相談を

雑談がエスカレートし、悪口や中傷などのハラスメントに発展している場合は、社内だけでなく、外部の専門機関にも相談することを考えましょう。

個人への攻撃やいじめ、嫌がらせが行われている場合、放置すれば深刻な問題になります。

そのため、ハラスメントの相談窓口や弁護士、社労士などに相談しましょう。

自分の心身を守るために、時には第三者の力を借りることも必要です。

尚、相談窓口は、各都道府県労働局、全国の労働基準監督署内など379か所に設置されています。

所在地は以下よりご覧ください。


最終手段として退職も視野に

結局、思うような改善に至らず、自分の身に大きな負担を感じている場合は、退職を視野に入れることも必要です。

実際のところ、職場環境の改善はなかなか難しいものです。

というのも、筆者は以前勤めていた会社で、何度も上司に相談し、様々な改善策を提示しました。

自由出勤、責任転嫁、若い社員が続々退職…

このような状況が続き、結果、30年以上根付いた会社の風土は変わることはなく、お局だけが残っている状態でした。

最終的には、職場環境を変えることを諦め、無理して耐えるより、自分に合った新しい環境を選ぶほうが賢明だと、退職を決意しました。

「この状況で退職したいなんて言えない…」

もしもなかなか言い出せない立場であれば、退職代行に頼る方法もあります。

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おしゃべりに悩んだら段階的に対応を

職場でのおしゃべりがうるさいと感じたときは、いきなり注意するのではなく、自分の環境を整えることから始めましょう。

その上で、さりげなくお願いしたり、記録や相談といったステップを踏めば、無理なく改善に近づくことができます。

どうしても変わらない場合は、異動や退職を視野に入れることも忘れないでくださいね。


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