目立つ仕事しかしない人。
仕事というのは雑用もあり、段取りもして仕事になるものですよね?
目立つとこだけしかやろうとしないので現場を全く見ていない上司からは「頑張ってる」と思われてます。
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職場には様々な人がいますが、中には「目立つ仕事しかやらない」という人もいます。
そのような人に対し、「ウザい」「腹が立つ」といった怒りのコメントがネット上に多数ありました。
実際のところ「目立つ仕事しかしない人」はウザいのでしょうか?
調べて検証してみました。
本記事では、
- 目立つ仕事しかしない人がうざい理由
- 目立つ仕事しかしない人の特徴
- 目立つ仕事しかしない人の対処法
以上について詳しく解説します。
目次
目立つ仕事しかなしない人がウザい理由は、その人が「上司に気に入られている」から
インターネット上の「目立つ仕事しかしない人」という書き込みを網羅してみました。
すると「目立つ仕事しかしない!」と怒る人の理由のほとんどが、
「(その人が)上司に気に入られているから」
という原因からなるものでした。
本来、会社というものは、目的を達成するために業務を割り当てられているものですが、目立つ仕事しかしない人は違います。
細かい仕事や雑用、掃除なんかは一切せず、表向きの仕事ばかりする。
結果的に目立ち、評価を得ているので、周りの人たちは嫉妬しうざいと思っているのです。
しかし角度を変えてみると、目立つ仕事しかしない人は世渡り上手であり、「ずる賢さ」が秀でています。
また苦手なことや嫌いな仕事をしないのは、それを得意な人が周りにいるからです。
もしも目立つ仕事しかない人が、仕事で成果を出している人なら、その方が自分のパフォーマンスを十分に発揮できることを理解していると考えられます。
目立つ仕事しかしない人の心情や特徴
目立つ仕事しかしない人は、一見すると輝かしい成果を追求しているように見えますが、その背後には様々な理由が隠されています。
ここでは、目立つ仕事しかしない人の心情や特徴について、詳しく掘り下げていきます。
単なる目立ちがたり屋さん
目立つ仕事しかしない人の中には、ただ単に「目立ちたがり屋」という性格の持ち主がいます。
彼らは自分が中心になることや、注目を集めることに喜びを感じるのです。
このタイプの人は自己顕示欲が強く、仕事の内容よりも、その仕事がどれだけ人目を引くかを重視します。
なにより大切なのは、「自分が輝く舞台に立つこと」なので、目立たない仕事や裏方的な役割には関心を示しません。
とにかく褒めてもらいたい
とにかく褒めてもらいたいから目立つ仕事しかしない。
このタイプは、「他人から認められる・褒められること」に価値を置いています。
仕事の成果や得られる効果よりも、自分自身が認められ、褒められる方が重要なのです。
この心情の背景には、承認欲求や自己肯定感が強く働いていて、自分自身を価値ある存在として認識するために、他人から「頑張ったね」といった肯定的な言葉を求めています。
そのため、目立つ仕事や華々しい成果を追求し、それが褒められることで自分の価値を確認しようとしているのです。
自分をすごいと思っている
おれってすごい。やばい。
これは自信過剰で、自分が特別であるという強い信念を持つタイプ。
自分が優れていると信じていて、そのためには目立つ仕事に従事することがふさわしいと考えます。
彼らは自己中心的な考え方が強く、自分を過大評価することで、自己肯定感を保とうします。
また、「他人よりも優れている」という感覚が優越感をもたらしていて、それが自己満足に繋がっているのです。
自分を優秀だと勘違いしている人はどの職場にもいますが、残念ながら周囲はそうは思っていません。
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結果や成功にこだわりをもっている
結果や成功にこだわりをもつタイプは、仕事の成果や成功をとても重視していて、それが自分の価値や地位を証明する手段と考えています。
この背景には「成果主義」であったり、「競争意識が強い」ことが考えられます。
・自分の努力や成果が認められることで、自己の価値を高められる。
・成功を通じて社会的地位や名声を得ることに意義がある。
つまり彼らは目立つ成果を出すことで、成功を手に入れることができると信じているのです。
他人に認められたい
目立つ仕事しかしない人の中には、「他人に認められたい」という強い願望を持つ人もいます。
このタイプの人は、自分の価値を他人からの評価や、自分が認知されているかどうかを確認しようとします。
彼らにとって、仕事の成果が周囲から認められ評価されることが重要であり、承認欲求が強く、他人の意見や評価にひどく敏感です。
そのため目立つ仕事を選ぶことで、より多くの人からの注目や認められる機会を得ようとします。
また、他人からの認知や評価を「自分の価値・証明」と捉え、それによって自己の存在を確立したいのです。
仕事というものがよく分かっていない
目立つ仕事しかしない人の中には、残念ながら「仕事というものがよく分かっていない」という人もいます。
仕事の本質や意味を理解しておらず、「とにかく周りにアピールすることが大事だ」と、目立つことや表面的な部分に重きを置きがちです。
彼らは仕事の目的や意義、プロセスの重要性を無視しているので、結果や成果だけを追求する傾向があります。
もしかしたら「大きな仕事をこなせばいい」というような、社内や上司からの同調圧力があるのかもしれません。
仮にそうだとしたら、仕事に対する意義や考察が不足しているのは、その会社に問題があると考えられます。
逆に要領が悪い
目立つ仕事しかしない人には、「逆に要領が悪い」という側面が見られることがあります。
彼らは目立つ結果を追求するあまり、実際には非効率的な方法に固執してしまうのです。
そのため目立つことばかりに注目し、仕事の流れや効率性を見落としてしまうため、結果として時間や労力の無駄に繋がることも少なくありません。
また、目立たない作業や地道な努力を軽視する傾向があり、その結果、スキルが身につかないまま成長できずにいます。
仕事の効率や要領の悪さは、長期的に見て致命的としか思えません。
地味な仕事が嫌い
彼らは事務作業など、「地味な作業」に対して消極的です。
自己の成果が目に見える形で認識されるのを好み、
「成果や数字に結びつかない」
「キャリアには関係ない」
と、残念ながら地味な業務に興味がないのです。
クライアントへの提案書の作成だったり、ミーティングの準備には積極的である一方で、オフィスの共有スペースの掃除や、ファイルの整理といった事務作業には関心を示しません。
すべての業務には価値があるのに、「掃除とか雑用は誰かがやるでしょ」と地味な仕事を他人任せにしています。
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雑用は気付いた人がやるべきなのか?
目立つ仕事しかしない人は、掃除だったり、雑用を率先して行いません。
むしろそのような雑務は、「私のやることじゃないから」と下に見ています。
しかし掃除や雑用も、大事な仕事のひとつです。
それに雑用のできる人は、整理整頓が得意だし、管理能力が長けていて時間の使い方がうまい。
ちょっと手が空いた時にこなすので、要領がよく、仕事のできる優秀な人です。
一方、目立ちたがり屋さんは、わざわざ雑用をする時間を設け、「私はこんなこともやってるよ」と、一生懸命アピールします。
普段は見て見ぬフリをするのに、目立つために雑用を利用するのです。
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目立つ仕事しかしない人より上司に気に入られるためには?
今の状態では明らかに仕事が偏り、損をしたまま嫉妬し続けるだけです。
そのモヤモヤを解消するためにはどうすればいいか?
以下で回答します。
うまく上司にアピールすること
上司とはいえ、見れる範囲は限られています。
だから目の届かないところで何をやっても、気付かないものは気付かないです。
上司に頑張っていることを知って欲しいのであれば、彼の見えるところで頑張り、「この〇〇によって〇〇できました」と具体的な数字や事例を示しましょう。
自分がしてきた努力や成果は、言うタイミングと、キーパーソンにアピールすることが必要です。
そのためには上司と小まめにコミュニケーションをとり、良い関係性を築くよう心がけましょう。
代わりにやらず「やらせる」こと
苦手なことや嫌なことをやらず、仕事を放棄してしまう場合、必ずその人にやらせること。
あなたが上の立場なら、指示する権限はありますから、作業内容を伝えるなり指示書にして、自己責任でやるように仕向けるのです。
もし上の立場でなければ、上司に相談して承認もらい、上司から指示してもらうようにする。
それで上司が「お前がやってくれ」と言うのであれば、絶対にやらないと突っぱねて上司に懇願するなど他の策を練ります。
できなければ、諦めて今まで通りやるしかありません。
「いい人」をやめること
残念ながら、目立つ仕事をしない人に腹が立ち、その場で文句を言わずに後で色々言う人は、ただの「いい人」です。
「私は頑張っている。誰かが認めてくれる」
は、あなたが今まで思っていた期待の結果です。
これではただモヤモヤするだけですから、仕事を横取りされたり事実を証明したいのであれば、あらかじめ立場を見せること。
例えば1つのプロジェクトを担当した場合、職場の人に報告したり相談を持ちかけ、「私が段取りしている」ことをアピールする。
目立つ仕事しかしない人が前に出ても、「私が作った台本に踊らされている人でしかない」と位置付けるのです。
それはできない、争いごとをしたくない、というのなら、今まで通り「いい人」でいることです。
その人より結果を出すこと
いいとこ取りの仕事をしてようが、好きなことばかりしてようが、会社は売上や利益をもたらしてくれる社員を高く評価します。
多くの結果を出していれば、その下で何人犠牲になったとしても、会社は知ったこっちゃありません。
目立つ仕事しかしない人は、これを平気でやってのけてますので、その人より結果を出して立場を示しましょう。
彼と同じ方法を取ってもいいですが、恐らくこの悩みを持つ人はタイプが違うので、彼とは違ったスタンスで、周りから慕われるようなやり方が合っていると思います。
後輩やパートのおばちゃんたちに慕われて、その人たちを味方をつける、などです。
目立つ仕事しかしない人の対処法
目立つ仕事しかしない人にはどう対応すべきですか?
職場で目立つ仕事ばかりをする同僚がいると、他のメンバーが不公平感を抱いたり、チームのバランスが崩れることがあります。
こうした状況に対処するためには、適切なコミュニケーションや業務改善が必要です。
以下で、目立つ仕事しかしない人に対し、周りの人はどのように対処すれば良いのか、具体的な方法とアプローチを解説します。
気にせず放っておく
目立つ仕事しかしないのを分かっているのであれば、いちいち気にせず放っておきましょう。
なぜなら彼らに注意を向けると、自分のパフォーマンスが落ちるからです。
そのため、彼らの行動に振り回されないように、自分の役割や仕事に目を向けます。
ポイントは「自己管理」と「集中力」の2つだけです。
これらを押さえれば、ストレスが軽減し、効率的に仕事を進められます。
褒めて伸ばす
「目立つ仕事しかしないのはいいことかも」
このように彼らの良いところを認め、褒めることで、他の仕事にも意欲的に取り組むようになるかもしれません。
なぜかと言うと、誰でも努力が認められると、さらに頑張ろうという気持ちが湧いてくるからです。
だからあえて褒めて、自信を持って仕事に取り組むように仕向けます。
方法は簡単で、
「この間のプレゼン、みんなから評価高かったよ!わたしプレゼン苦手だから、1つお願いしてもいい?あなたの方が結果に繋がると思う!」
こんな感じに、「褒める」→「誘導する」のアクションを取れば、他の業務へスムーズに移行できます。
また褒めて伸ばすためには、
「すごく見やすい」
「分析力が秀でてる」
「仕事が早い」
と、具体的にどのような点がいいのか?を伝えるのがポイントです。
ポジティブに捉える
彼らの姿勢をポジティブに受け止め、自分自身の意識を高めましょう。
「この人には負けない」
「結果を出して成り上がってやる」
と、その人を否定して終わらせず、反面教師として、学びの機会だと捉えましょう。
そうすることで、仕事に意欲的になり積極性も増し、モチベーションが高まります。
あとは、ひたすら結果を出すまで諦めないことです。
はっきりと指摘する
納得いかないのであれば、その人の行動をはっきりと指摘するしかありません。
明確に伝えることで、本人に改善を促すことができます。
もしかしたら素でやっていて、何も気付いていないかもしれません。
だから指摘する時は、攻撃的な言葉は避けましょう。
あくまでも建設的に、あなたの指摘によりどのような結果に繋がるのか。
相手を尊重した上で、言葉を選び、改善を促しましょう。
上司に相談する
1人で解決が難しいのであれば、上司に相談し力を借りましょう。
上司を巻き込むことで、課題や状況を改善するためのサポートを得られます。
なぜなら上司は業務のバランスを調整し、公平な環境を作るための権限を持っているからです。
たとえば、その人が常に注目を集めるプロジェクトばかりを担い、他のメンバーに地味な作業や雑務が偏っているのなら、
「チームの業務分担について相談したいことがあります。〇〇さんが目立つ仕事ばかりを担当しているので、全員が均等に業務を分担できるようにしたいです」
と上司に伝えることで、具体的な改善策を講じてもらうことができます。
相談する際は、感情的にではなく、具体的な事実と例を挙げて説明することがポイントです。
また、解決策を提案し、チーム全体の利益を考えたアプローチを心掛けましょう。
匿名でフィードバックする
他の同僚も不満を抱えているようなら、匿名でフィードバックする方法があります。
匿名であれば個人が特定されないので、反感を食らわずに、率直な意見を伝えることができます。
また、同じように感じている人が多いようであれば、Googleフォームなどを使って意見をまとめ、上司に報告し改善を促します。
後々揉めないためにも、業務を改善できる権限のある人に委ねた方が賢明です。
Googleフォームとは?
Googleが提供するフォーム(Web上の操作画面)作成ツールです。
「無料」「シンプル」「使いやすい」ことで有名で、アンケートや集計、分析など様々な用途で使われています
離職・転職を考える
「職場環境の改善が全く見込めない」
「ストレスで爆発しそう」
もしもここまで追い詰められているなら、離職・転職を検討しましょう。
自分のキャリアと身体を守るために、環境を変えることが必要かもしれません。
そのような状況が続けば、仕事のパフォーマンスやモチベーションの向上は期待できないはずです。
たとえば、何度も上司に相談したり、フィードバックを試みたものの、一向に状況が変わらないのであれば、残念ながらその職場では、あなたの努力や評価は効果がないと言えます。
つまり、得られるものは無いはずなので、自分に合った職場を探す方が賢明です。
退職するにあたって、まともに話し合いができない状況であれば、退職代行に相談し弁護士に委ねましょう。
弁護士であれば会社と交渉してくれるので、円満退社も期待できます。
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