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「職場でため息をつく人がうざい」もはやハラスメント?ため息をつく人が嫌われる理由。

職場で、聞こえるようにため息をつく人って人間としてどう思いますか?

Yahoo!知恵袋

これはネット上にあった、「職場でため息をつく人がウザい」という書き込みです。


他にも、同じような不満を持つ人の書き込みがたくさんあったので、


「職場でため息をつく人は、なぜうざいと思われるのか?」


気になったので調査しました。


本記事では、

  • 職場でため息をつく人がうざい理由
  • 職場でため息をつく人の特徴
  • 職場でため息をつく人の対処法

以上について解説します。


職場でため息をつく人がうざいのは、「ネガティブな感情に巻き込まれる」から

ネットの書き込みやSNS上で、職場でため息をつく人についての投稿を検証しました。

周りの人たちがうざいと感じるのは、次の理由からです。


  • わざとらしい
  • ため息の頻度が高い
  • 愚痴をこぼす
  • やる気がないように見える
  • 雰囲気を悪くする
  • 耳障り
  • 鬱陶しい
  • 機嫌が悪い
  • 舌打ちもする
  • 音を立てたりもする


つまり、周りの人たちが職場でため息をつく人に苛立つのは、「ネガティブな感情に巻き込まれる」からです。


「こっちまで気分が悪くなる」「ストレスになる」

といった感情を抱き、本気でやめて欲しいと思っています。


しかしため息をつく人は、周囲の人たちがそのように思っているなんて知りません。

むしろ「なぜダメなの?」と開き直る人もいるので、どう対処すればよいのか苦戦している様子です。


ため息をつく人はハラスメントになり兼ねない?

実は、ため息をつくことはハラスメントのひとつともされています。

そもそもハラスメントとは、

  • 言葉遣い
  • 態度や接し方
  • 行動
  • 電話・メール対応

などにより、相手を傷つけたり心を病ませる「迷惑行為」を指します。


このハラスメントの中には、自分が不機嫌であることを口調や態度で表し、周囲に不快を与える「不機嫌ハラスメント」というものがあります。


不機嫌ハラスメントは通称「フキハラ」とも言われていて、

『世間でパワハラやモラハラが注目され、これらのハラスメントを抑制したことによって起きた、新たなハラスメントではないか』

と推測されています。


実際にネット上では、この不機嫌ハラスメントに怒りを覚えている人がたくさんいます。

「疲れている?しんどい?そりゃそうかもしれないけど、人に対してため息をつくって失礼だよ。」

「口で吐く、はぁー…もあるし、鼻からため息みたいなのも。毎日うっとおしくてストレスです。」

「上司が一日中ため息をつき始めました。二人っきりの狭い部屋で無言でため息ばかりつかれると気が狂いそう。」

知恵袋

このように何気なくしているため息が、実は「不機嫌ハラスメント」になっているのです。


ため息をつかれる行為により、「精神的に滅入ってしまう」「働く意欲を削がれてしまう」など、受けている当事者はたまったもんじゃありません。

しかしながらこの不機嫌ハラスメントは習慣的な要素が強く、また「クセ」に近いものなので、なかなか改善は難しいと考えられます。


でもため息はマイナスとは言い切れない。むしろ「心を整える」プラス効果があります。

ため息をつく人はウザがられるかもしれません。

しかし、ため息をついている本人にとっては、実はとてもいい影響を与えています。

ため息には「生理的効果」と「心理的効果」があり、ストレスやネガティブな感情をリセットする効果があることが分かっています。

関西大学研究論文「ため息はやる気を高める」


またメンタリストDaigoさんも、

「ため息をつくと幸せは逃げません。むしろ吐く息の長い呼吸はリラックス効果があります。」

と言っています。


だから、ため息をつく「本人」という側面で言うと、ため息をつくこと自体は悪くありません。

但し、ため息をつくタイミング・場所によっては、「ため息をつくと幸せが逃げる」のは当たっています。


職場でため息をつく人は「3つのタイプ」に分かれます。

さて、ため息をつく人はどのような人なのでしょうか?

検証してみると、以下の3つに分かれることが判明しました。


  • 癖になっている「無意識タイプ」
  • 常にイライラ「短気タイプ」
  • 気にかけてもらいたい「かまってちゃんタイプ」


それぞれ解説していきます。


癖になっている「無意識タイプ」

まず多いのが、無意識にため息をついているタイプです。

本人は自分がため息をついていることに気付いていないため、指摘しても効果がありません。


このため息は、

  • 彼(彼女)の中で何かが起きた。
  • 相手に伝わらないもどかしさ。

というように、ストレスや苛立ちから来るものではなく、胸に不快感がある時に思わず出ています。

我慢や緊張をほぐすための「癖」になっているのです。


常にイライラ「短気タイプ」

すぐイライラする人は、ため息や舌打ちが多い傾向があります。

相手が期待に応えてくれなかったり、何か思い通りにいかないと、対象となる人やものに対して大きくため息をつきます。

その人は何に怒っているのかわからないし、イライラを撒き散らすので感じが悪い。

さらに面倒なのが、既にイライラしているときに、別の問題・不都合が起きてしまうと、益々イラついてしまうところです。


気にかけてもらいたい「かまってちゃんタイプ」

ため息をつく時に、「はぁ」とか「あーあ〜」と声に出す人がいます。

わざと声を出すのは、

  • 心配されたい
  • 悩みを聞いて欲しい
  • 愚痴を言いたい

といったアピールで、「どうしたの?大丈夫?」と声をかけられるのを待っています。


心の優しい人や真面目な人は話を聞きます。

しかし残念ながら多くの人は、「ウザい」「めんどくさい」と思っているので、何も聞かず放置することが多いです。

どの職場にもこのような「かまってちゃんタイプ」はいて、女性に限らず男性も少なくありません。


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ため息をつく人に置き換えると、自分に自信がなかったり、傷つけられるのを恐れる不安な気持ちから、あえて身近な人を突き放すためにため息をつく。

「同僚にフラれたらどうしよう」という片思いの反動が、ため息に表れているのです。

もっと言うと、相手のちょっとした動作が気に食わなくて、急に距離を置いてしまったり、冷たい態度をとってしまいます。

身近な人ほど、その態度や仕草から「何なの?」と怒り、予想しなかった関係になってしまいます。


職場でため息をつく人の対処法

ため息をつく人が側にいると、なんとなく空気が重くなりますよね。

そんな状況をうまく乗り越えるためにはどうすればいいか?

ここで例文を踏まえた実践的な対処法をお伝えします。


「どうしたの?」と聞いてみる

職場でため息をつく人がいたら、まずは「どうしたの?」と優しく声をかけてみましょう。

相手が悩みや不満を抱えている場合、話を聞くことで心の負担を軽くすることができます。

ため息はストレスや不満のサインであることが多いです。

声をかけることで、相手に安心感を与え、話しやすい環境を作ることができます。


もしも同僚が仕事中にため息をついたら、「大丈夫?何か悩み事でもあるの?」と声をかけてみましょう。

これで相手は、自分の感情を整理しやすくなり、解決策を見出せるかもしれません。

声のかけ方も、話して良かったなと思われるよう心掛けましょう。


気にせず無視する

ただの深呼吸だと思って、気にせず無視することも一つの対処法です。

ため息をつく人は、一時的なストレスや不満を表していることがあります。

常に反応すると、相手のネガティブな感情に巻き込まれてしまうので、たまに無視することも必要です。


例えば、頻繁にため息をつかれた時に、「大変そうだね」と一言声をかけた後、自分の業務に戻れなくなるかもしれません。

また聞こえないフリも、余計にため息の回数やトーンが大きくなる可能性が高いです。

だから無視する時は、相手の様子を伺うように。


イヤホンや耳栓をする

ため息が繰り返されると、気が散って集中力が低下し、ストレスを感じてしまいます。

しかしイヤホンや耳栓をすれば、音を遮断し、仕事の効率も上げることができます。

ただこの方法は、業務内容や職場環境によってできないのが問題です。


また付ける場合も、

「すみません、音に敏感なもので。用があれば肩をたたいてください」

と、断りを入れる必要があります。

職場の環境、周囲への配慮をなくしてはできない方法です。


席を移動させてもらう

もしもその人のため息が仕事の妨げになり、仕事が捗らないのであれば、会社も黙って見過ごす訳にはいきません。

ため息をつく人の隣の席で、とにかく気になって仕方ない場合、上司に席替えを打診してみましょう。

離れた場所に移ることができれば、この問題は簡単に解決します。

移動の可否やタイミングについては、職場のルールや状況を伺い、適切な対応をするようにしましょう。


「気になるからやめて」とはっきり言う

もし強く言えるのなら、直接「ため息が気になるからやめてほしい」とはっきりと言います。

なぜなら正直に伝えることで、相手は自覚するからです。


その人は自分のため息が、周囲にどのような影響を与えているかに気づいていないかもしれません。

だからはっきり迷惑であることを伝え、相手に認識させるのです。


ただし、言い方には注意が必要です。


「ごめん、ちょっと気になるんだ」

「ため息は感じ悪いよ」

と、やんわり伝えて、相手を傷つけないようにしましょう。


他の人に言ってもらう

直接伝えるのが難しい場合は、彼と仲の良い同僚や上司に相談して、代わりに伝えてもらいましょう。

あなたが言うより、相手も受け入れやすいかもしれません。


上司には、

「私だけかもしれませんが、〇〇さんのため息が気になって集中できないことがあります。代わりに言っていただけないでしょうか?」

と控えめに言えば、大概やってくれますよ。


遠回しに伝える

うまく言えるのであれば、遠回しに指摘してあげましょう。

当たり前ですが、はっきり言うよりもリスクは低いです。


「最近、職場の空気が重くない?」

「なんだかお疲れのようですね。しっかり休んでくださいね」


などと声かけをして、ため息が聞こえてますというアピールをします。

ただ、遠回しに言っても、相手に伝わらない可能性もありますので臨機応変に。


同等のことをして気づかせる

自分の行動に気づかせるために、同様の行動をとる手法があります。

ただしこの方法は後味が悪くなるので、あまりおすすめしません。

そのため、故意にため息をつく程度に抑えておきましょう。

人は他人の行動を鏡のように映し出すことがあります。


意図的にため息をつけば、

「あれ?自分もこんな風にしているのかな?」

と気付くかもしれません。

もしもそれで「やめて!」と怒ってきたなら、「あなたも我慢すれば?」と言えば、さすがに理解してくれるかも。


職場でため息をつく人は扱いづらいです。

以上のように、ため息をつく人には様々なタイプがいます。

ただ、その人がどのタイプに当てはまるか見極めれば、対処法は明らかに判断できます。

「なにかあるならハッキリ言って」と聞くか、聞こえないフリをして受け流すか、ため息をつく人をよく観察し、適切な対応を心がけましょう。

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